Apr​è​s Fauré

BRAD MEHLDAU ブラッド・メルドー

自身に多大なる影響を与えたフランスの大作曲家ガブリエル・フォーレに挑む、荘厳なる「音」の極みがここに...

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2,640円(税込)

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レーベル
NONESUCH
国(Country)
IMPORT
フォーマット
CD
規格番号
7559790085
通販番号
1008827826
発売日
5月下旬入荷予定
EAN
0075597900859
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商品詳細情報

自身の創造性に多大なる影響を与えた音楽の大家に挑む、荘厳なる「音」の極みがここに…
現代ジャズ・ピアノ界で最も影響力を持ち、ジャズ・シーンの先鋭を歩む続けるブラッド・メルドーが、偉大なる音楽の大家を独自の感覚と解釈で再び紐解く2枚の作品を同時発表する!


こちらはメルドーに多大なる影響を与えたというフランスの大作曲家、ガブリエル・フォーレをテーマにした『APRES FAURE』!


◆新世紀を代表するジャズ・ピアニストとして、ジャンルを越えて、多くのアーティスト、ミュージシャンからも賞賛を浴びる鬼才ブラッド・メルドー。2021年にはオルフェウス室内管弦楽団とのコラボレーションによってクラシックの構成にジャズのハーモニーを融合させた作品を発表、2022年にはプログレッシヴ・ロックから受けた音楽的インスピレーションを表現した作品を、2023年にはザ・ビートルズの楽曲を彼独自の解釈で表現をした作品を発表するなど、ジャンルにとらわれず自由にその創造性を羽ばたかせている彼から、今回2枚の素晴らしい作品が届けられることとなった。


◆今回ブラッド・メルドーが発表する作品は、偉大なる音楽の大家たちの作品を独自の感覚と解釈で紐解く2枚のアルバムだ。一つは、彼が2018年に発表しその凄まじい世界観で聴くものを圧倒した、バッハをテーマとした『AFTER BACH』の続編となる『AFTER BACH II』、そしてもう一つが、彼が多大なる影響を受けたというフランス出身の作曲家、ガブリエル・フォーレをテーマとした作品集『APRES FAURE』だ。


◆ガブリエル・フォーレをテーマにしたこの『APRES FAURE』では、フランスの作曲家ガブリエル・フォーレの37年のキャリアから、メルドーが4つのノクターンと、「ピアノ四重奏曲 ト短調」のアダージョの一節のピアノ・リダクション を演奏している。この作品では、フォーレからインスピレーションを受けたメルドーによる4曲のオリジナル楽曲がアルバム中盤でまとまって収録されており、最後の2曲をフォーレの楽曲が飾ってアルバムを締めくくっている。


◆メルドーは、今作についてこう語っている。
「崇高さが、私たちの死を免れない人生を予兆するものであれば、このアルバムに収められた音楽は死の厳しさを伝えるものだろう。フォーレは、彼に近づけるけど、それは私たち自身の不安に近づくことでもあるような、そんな存在だ。最終的には、フォーレが未来に、そして私たちに投げかけた疑問符の形をとって、彼との密接な繋がりを感じる。アルバムにはフォーレの楽曲と合わせて、4曲のオリジナル曲が収められているが、それは、この楽曲を通して、私がどのようにフォーレの疑問に取り組んできたのかということを、聞き手である君たちに共有するためだ」


◆さらに彼はこう続けている。
「この取り組み方は、私の『AFTER BACH』プロジェクトと通じるものがある。作品同士の繋がりはそこまで明確ではないが、フォーレの調和のとれた音楽は(バッハの作品に)一致する。さらに、彼が自身の素材をピアノ的な観点からどのように表現したのかということに関して、質感的な影響力もある。どういうことかと言うと、フォーレは、楽器の響きを巧みに利用したのだ、表現方法の一つとして。それで言うと、例えば、私の最初の”Prelude”では、メロディが連続的なアルペジオに溶け込んでいる。その一部と、その全体の両方に。そして”Nocturne”では、フォーレの第12番のオープニングにおける懐かしいコードのアプローチを耳にすることができる」


ソングリスト

  • 1. Nocturne No. 13 in B Minor, Op. 119 (1921)
  • 2. Nocturne No. 4 in E-Flat Major, Op. 36 (c. 1884)
  • 3. Nocturne No. 12 in E Minor, Op. 107 (1915)
  • 4. Prelude
  • 5. Caprice
  • 6. Nocturne
  • 7. Vision
  • 8. Nocturne No. 7 in C-Sharp Minor, Op. 74 (1898)
  • 9. Piano Quartet No. 2 in G Minor, Op. 45 (c. 1887): III. Adagio non troppo (Extract)