ミナスの若手SSW、アントニオの3作目。 柔らかなギター、ソフトなヴォイスによる、ミナスフォークロアの絶妙な洗練解釈と、独特の味わい深いメロディは、デビュー当時のセルジオ・サントスにもかなり近い・・・とされた2ndアルバムのテイストはそのままに、より深みのある詩情を重ね合わせ、ミネイロに囁きかけるような言葉の一つ一つが、清々しい趣を放つ。Chico Buarque, Lô Borges e Ronaldo Bastos のカバー含む全14曲。熱心なMPB/ミナス・ファンには是非聞いていただきたい1枚。