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元rockin’ on編集部のフリーライター/編集者である天井潤之介氏が自らセレクト・解説執筆・監修するシリーズ、"Signs and Symptoms"!
第九弾は、サーストン・ムーアの寵愛を受けて一躍人気となったUSノイズ・ロック~エクスペリメンタル・バンド、MAGIK MARKERS"マジック・マーカーズ"の3年ぶりとなる新作!
ノー・ウェイヴからオルタナティヴ・ロック、フリーフォークもエクスペリメンタルもすべて吸い込んで燻らす絶妙な空気感。SONIC YOUTHの不在を埋めるべき存在は彼らなのかもしれない。
MAGIK MARKERSは2001年にElisa Ambrogio(ギター/ヴォーカル)とPete Noran(ドラム)の二人によって結成された。小規模のライヴや自主制作でリリースするCDRが中心だったものの、ほどなくして彼らのサウンドの評判は サーストン・ムーア(SONIC YOUTH/CHELSEA LIGHT MOVING)の耳へ届き、2004年にはSONIC YOUTHのフロント・アクトに抜擢されることで一気に注目を集めた。即興的で自由なスタイルのライヴも話題となった。
翌年にはサーストンのレー ベルである
そして本作『サレンダー・トゥ・ザ・ファンタジー(SURRENDER TO THE FANTASY)』が、3年ぶりにリリースされるニュー・アルバムである。メンバーにベーシストのJohn “The Saw” Shawを加えた3人編成での作品となる。MARSやTEENAGE JESUS & THE JERKSといったNYノー・ウェイヴをごく自然に継承して下地としたノイズ・ロック~エクスペリメンタルなサウンドにElisaの気怠く妖艶なヴォーカ ルで、一聴してまさしくキム・ゴードンが歌うSONIC YOUTHのトラックを思わせる。また、フリーキーなロックンロール・サウンドは、ROYAL TRAX的でもあり「ROLLING STONES meets SHAGGS」とも評されている。ノー・ウェイヴ、オルタナティヴ・ロック、フリーフォーク、エクスペリメンタルなど様々な要素を持つ彼らのサウンドであ るが、2曲目「Acts of Desperation」でのサックスの導入によるフリージャズ的な展開や3曲目「Bonfire」でのポジティヴなノイズ・パンクなど、新しい機軸も見 せている。
また、MAJIK MARKERSは、今年11月にUKで行われるATPフェスティバルの「END OF AN ERA」でも、DINOSAUR.JRやTELEVISIONがヘッドライナーのもと、繋がりの深いサーストンによるCHELSEA LIGHT MOVINGやリー・ラナルド、GODSPEED YOU! BLACK EMPERORなどと共に出演する予定である。
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