【PUNK担当オススメの1枚!!】 月刊特集「俺の~シリーズ(DISCHORD編)」
「俺のDISCHORD」
ディスクユニオン各店パンク・スタッフが「思い入れ」だけでセレクトした『"俺"のDISCHORD』 

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GRAY MATTER / FOOD FOR THOUGHT & TAKE IT BACK
ex-IRON CROSSのメンバーによるDCバンドの1stアルバムと、その後の12インチ音源をまとめたCD。DISCHORDから再発された1stアルバムには、復活作『THOG』でも演っていますがBEATLESのカヴァーを収録。1stアルバムは比較的PUNK ROCK/NEW WAVE的な内容ですが、凄いのが12インチ収録の6曲。喉が切れんばかりに絶叫する「TAKE IT BACK」は大名曲。写真集『BANNED IN DC』で、BEATLESよろしくビルの屋上でプレイする写真にもグッときます。解散後はドラムにJeff Nelsonを迎え、こちらも素晴らしいバンド3を結成。Geoff Turnerはプロデューサー業としてもお馴染みです。
(担当者 : 渋谷パンク・へヴィメタル館 / 小林)

MINOR THREAT / COMPLETE DISCOGRAPHY
こういうの書くときって普通は他の執筆陣と被らないように慮ってチョイスすると思うんですが、今回そういうのは無視してMINOR THREATです。MINOR THREAT、みんな大好きですよね、私も好きです。とはいえ最初からはまったわけじゃないです。高校時代に地元のB○○KOFFでこのCDを発見、「名前は知ってるな。。」程度で入手するも、当時デスメタルや所謂タフガイ~ニュースクールHCに狂ってた陰キャラの自分にはいまひとつ響かなかった。なんか軽いなーくらいの感想でろくに聴き込まずCDを放置したまま時は流れ大学に入学。所属してたサークル(フォークソング部)が学園祭で演奏することになり先輩が一言、「MINOR THREATやろうぜ、お前歌えよ」。音楽サークル所属のくせにコピーバンドすらしたことがない、なによりMINOR THREATがさほど好きでもない私は全く乗り気じゃなかったけど流れで結局やることに。FILLERとMINOR THREATの2曲、死ぬほど聴きまくりました。itunes再生回数が100回に近づいたころ、気付いたらあの軽さに燃えてくるようになってたんです。それから80'S USHCを聴き進めていくようになったのも、他のDISCHORDのバンドを聴くようになったのもMINOR THREATが好きになったからこそ。今でも聴くたびに本番前に緊張で若干吐いたことを思い出します。RITES OF SPRINGもDAG NASTYもHOOVERもFARAQUETも好きだけど、やっぱりこの一枚が俺のDISCHORD。
(担当者 : 渋谷パンク・へヴィメタル館 / 時田)

NATION OF ULYSSES / 13-POINT PROGRAM TO DESTROY AMERICA
90年代当時にUSオルタナとミーハー気味に付き合いながらも流れ流れてFUGAZIに出会いDISCHORDにたどり着いた俺(女です)としては、質実剛健な様子のこのレーベルでさて次にどれを聞こうか?と掘り下げていこうとしたときに、NATION OF ULYSSESおよびTHE MAKE-UPの曲やルックスやプロフィールのキャッチーさは入門しやすくとてもありがたかったです。アジア系の顔立ちが取っつきやすさを与えてくれるSteve Gamboaがいたし、FUGAZIのBrendanの弟のJames Cantyもいる、そしてなんと言ってもDISCHORDのアナザーIan、おしゃれで濃くてスマートなヴォーカリストIan Svenoniusのフェロモン香り立つ佇まいですよ! 当時はアメリカのティーン・ガール向けのインディ・ロック雑誌で「私たちのお気に入りボーイ」としてフィーチャーされたこともあるそうですから。DISCHORDのアーティストで女性の顔ファンが居たなんてすごい話では?! しかし、もちろん何よりその強烈な個性が光るサウンドがあるからこそ、NATION OF ULYSSESはDISCHORDの異端でありながらも圧倒的オーラをまとって輝いて見えたのです。ポリティカルなメッセージを真摯に持ちながら、フリージャズやソウルをミックスして、時にユーモラスに時にシニカルに打ち出される雑食ハードコアのセンスとバランスのすばらしさ! 自分の思考をスマートに表現すること、またその際のスタンスや立ち居振る舞いにも、当時すごく大人の余裕とかっこよさを感じて心酔したものでした。それは当然女性だけでなく男性こそ放っておけないカリスマ性で、4年間という短い活動期間ながらROCKET FROM THE CRYPT、AT THE DRIVE-IN、LCD SOUNDSYSTEM、THE (INTERNATIONAL) NOISE CONSPIRACYなどなどその影響を公言するバンドが後を絶たないこともその証だと思います。現在もIan Svenoniousの艶男ぶりは衰えず別プロジェクトやソロとしても活躍中です。
(担当者 : 営業部 / 岩渕)

FUGAZI / REPEATER + 3 SONGS
私がDISCHORDを知ったのは18歳の夏の頃でした。その以前からディスコーダントハードコアという言葉は知っておりましたが恥ずかしながらその時は「ディスコっぽい踊れるハードコア」のことを言ってるんだろうな、と思っておりました。はてさて本題に戻りますが、18の夏休み毎日のように友だちの家に入り浸り様々な音楽を教えてもらいました。そこで知ったのがFUGAZIです。「イースタンとかブッチャーズ好きならやっぱFUGAZIでしょ」と言われYouTubeでライブ動画を見ましたが教えてもらった当時は良さもわからず「客すげえ盛り上がってるな」ぐらいにしか感じませんでした、お恥ずかしい。その後中古レコ屋にてFUGAZIの「REPEATER + 3 SONGS」のCDを発見。やっぱFUGAZIのCD持っていなきゃなぐらいの気持ちで購入。家に帰りコンポにいれ再生ボタンを押す。ん、コレは、癖になるぞ!!といった具合で何回も再生する始末。なぜこの良さが分からなかったのだ、と後悔の念と、あのとき教えてくれてありがとう!の感謝の気持ちで心の中でビッグウェーブが起こりました。それからというものFUGAZIそしてIan MacKayeの虜となり今ではDISCHORD信仰に。あの夏私にFUGAZIを教えてくれた大ちゃんありがとう。
(担当者 : 新宿パンクマーケット / 中村)

FAITH/VOID / SPLIT
80年代のDC及びUS HARDCOREシーンを語るには欠かせない2バンド、FAITHとVOIDによるSPLIT。映画「SALAD DAYS」でもチョロっとこの作品の出来る経緯が語られておりますね(アルバムを出したいけど収録時間が短い事に悩んでいた2バンドの音源を1枚のLPにぶっこんじゃおう!って感じだったと思います)。FAITHはRAW HARDCOREを基調としながらも、きちっとストレートに突き進んでいくスタイルで「これぞDC PUNK!」と思わせてくれます。対するVOIDはノイジーで時折不協な音もかますギターと加速しまくるリズム隊によって出来上がる、スリリングかつ唯一無二のサウンドは良い意味で狂ってます。同じDC出身のバンドでありながらスタイルが全く異なる故に好みが分かれるこのSPLIT、どっちのバンドが好きかお友達と論議を交わすのも良いかもしれませんね!
(担当者 : 千葉店 / 矢代)

V.A. / DISCHORD 1981:YEAR IN SEVEN INCHES FLEX YOUR HEAD
80年代初頭にDISCHORDからリリースされた超貴重・入手困難なレアなEPたちを1枚にギュギュっとまとめたオトクな1枚。収録バンドはTEENIDLES・State Of Alert・Government Issue・Youth Brigade・そして必殺、説明不要のMinor Threat(しかも2枚のEP)!!どのバンドも、もちろん大変素晴らしいのですが、特に再生一発目から熱量の高いUSハードコアで爽快にカッとばしてくれるTEENIDLESは極上!!編集版といえど一つの作品として楽しめる上に、この1枚だけで当時のシーンを体感できる超好内容!!そしてUSハードコアをこれから聴きたい、という人にも大スイセンしたい教科書のような1枚です!!
(担当者 : 柏店 / 内澤)

EDIE SEDGWICK / WE WEAR WHITE
ほぼほぼギター/ボーカルのE.D. Sedgwick(Justin Moyer)によるソロプロジェクト、この作品はバンドサウンドで構成されている。今作品がリリースされるまでは全然チェックしていなかったけれど、El Guapo, Supersystem, Antelopeという名バンドを渡り歩いてきたJustinのバンドだからということで興味を持ったのを覚えている。今調べてみると、Justinと親交のあるバンドマンが音源やライブに参加するプロジェクトのようで、2011年の7インチではDevin OcampoやIan MacKayeなどもボーカルで参加。内容は素晴らしく、遊び心満点のニューウェービーでダンサンブルなサウンドに、シンプルで音数の少ないリズム隊、キテレツなのかキャッチーなのか読めないJustinのボーカルと存在感抜群の女性コーラスがクセになるバンドで、虜になるまで時間はかからなかった。所謂DISCO PUNK/POST PUNK/NEW WAVEというジャンルなのでディスコードらしさのある音?ではないけど、そこは関係無いし、そこがディスコードらしいかなと。現在はAntelopeのメンバーとPuff Piecesというバンドでも活動中。これまたキテレツ度マシマシの反復系パンクで最高。ジャスティン、また日本に来てくれないかな~。
(担当者 : 営業部 / いまきん)
過去のシリーズはコチラ↓↓
■「俺の~シリーズ(メロディック編)」
■「俺の~シリーズ(サイコビリー編)」
■「俺の~シリーズ(UK 80'S ハードコア編)」
■「俺の~シリーズ(POWERVIOLENCE編)」
■「俺の~シリーズ(GARAGE PUNK編)」
■「俺の~シリーズ(EMO編)」
■「俺の~シリーズ(オムニバス編)」
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