AUGUSTUS PABLO(オーガスタス・パブロ)特集!レゲエ&ダブの歴史を変えたメロディカの革命児!
レゲエとダブの歴史を変えた"メロディカの革命児"
ジャマイカ音楽の歴史において、唯一無二の存在感を放ち続けるAUGUSTUS PABLO(オーガスタス・パブロ)。1970年代以降、レゲエとダブの世界に幻想的で神秘的なサウンドを持ち込み、子どもの教育楽器として知られていた「メロディカ」を世界的な楽器へと押し上げた伝説的アーティストです。現在でも世界中のレゲエファンやダブ・ミュージック愛好家から絶大な支持を集めています。
本名はホレス・スワビー(Horace Swaby)。ジャマイカ・セントアンドリュー生まれの彼は、学生時代に偶然手にしたメロディカに魅了され、その音色を自身の音楽表現へと昇華させました。
当時のレゲエシーンではギターやオルガンが主流でしたが、オーガスタス・パブロは哀愁漂うメロディカを主役に据え、オリエンタルな旋律と深いエコーを融合。後に「ダブ・ミュージック」の代表的サウンドとして世界中へ広がっていきます。
1974年に発表した『This Is Augustus Pablo』は、彼のメロディカ・スタイルを確立した重要作品として高く評価されています。さらに1976年の『King Tubbys Meets Rockers Uptown』では、ダブの巨匠キング・タビーとの共演により、ダブ・ミュージック史を代表するアルバムを完成。現在でも「ダブの最高傑作」のひとつとして語り継がれています。
オーガスタス・パブロは演奏家だけでなく、優れたプロデューサーとしても数多くの名曲を世に送り出しました。フレッド・ロックス、ホレス・アンディ、ジェイコブ・ミラー、ヒュー・マンデルら実力派アーティストの作品を手掛け、特にヒュー・マンデルの『Africa Must Be Free by 1983』はルーツ・レゲエを代表する歴史的名盤として現在も高い評価を受けています。
1999年に惜しまれながらこの世を去った後も、オーガスタス・パブロの音楽は色あせることなく、新世代のレゲエ、ダブ、アンビエント、エレクトロニカなど幅広いジャンルへ影響を与え続けています。レゲエ初心者はもちろん、長年のファンにとっても、彼の作品は何度聴いても新たな発見をもたらしてくれるでしょう。
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