PIERRE BAROUH 未発表のテイク、ライヴ、ヴァージョン違いなどを含むサラヴァ設立60周年を記念した新編ベストが発売
今年はサラヴァが設立されて60周年の年。創設者ピエール・バルーのアンソロジー。
バルーの多彩な音楽センスと、ブラジル音楽やジャズに影響を受けたフランス・シャンソンの偉大な詩人としての緻密なソングライティングを余すところなく。
放浪者ピエール・バルーのやさしく親密な歌声に支えられたこの2枚組コンピレーションは、彼の作品を形作った年月と出会いの糸を鮮やかに描き出しています。
1962年リリースのシングルから始まり、デビューアルバム、Pierre Barouh (1966)、Ca Va, Ca Vient (1971)、Viking Bank (1977) といった代表作からの曲、日本のミュージシャン、清水靖晃、立花ハジメ、高橋幸宏の三者がピエールと共作し、作曲、編曲も手掛けた楽曲を収録、高橋との曲は若き日のデイヴィッド・シルヴィアンが通訳として二人の間に入っている様子がそのまま記録されています。
選曲はバンジャマン・バルー60年代から80年代初頭までの作品からにしぼられてますが、これまで様々なアルバム、コンピレーションに散らばっていた楽曲(その多くが現在は入手困難となっています。)が数多く選ばれ、初めて聴く若いリスナーから長年のファンまで楽しめるありきたりなベスト盤に陥らないものに仕上げられています。
全アルバムを持っているような熱心なファンの方々も見逃さないでください。
収録曲を見ると長年のファンにはおなじみの曲が並んでますがこれまで数々のコンピレーション・アルバムなどにも収録されたことのない未発表のテイク、ライヴ、ヴァージョンちがいが数多く収録されています。
たとえばLe Tour du monde (Palette records, 1962)
フラシス・レイがアコーディオンを弾いているこの曲はピエールのいちばん最初のレコーディングでオリジナルのシングル盤リリース後一度もアナログ盤のリリースはなかったもの。
Samba Saravah
クロード・ルルーシュ監督の映画『男と女』で使用されたオリジナル・バージョンであり、このバージョンは映画のサウンドトラック以外には存在しません!
La nuit de mon amour
エリス・へジーナも好んで歌ったドロレス・デュランのこの曲は1968年にサラヴァの録音スタジオが作られて最初に録音したものの一つで未発表ヴァージョンです。
80 A.B
アレスキとの未発表セッションからの音源。クラリネットとドラムのパートが欠落している現在も未完成のままのヴァージョンですがより曲の骨格がより伝わるヴァージョン。
La chanson du port
1973年、ベルギーでのライヴ録音。
Laos Mouffetard
テアトル・ムフタールでのライヴ音源から。ステージ上でラジオの音を増幅させている様子。
La Nuit Des Masques
とりわけ人気の高いこの曲はこれまでいくつかのヴァージョンが音盤化されてますがここに収録されたヴァージョンは1969年リリースのシングルのB面曲でコンピレーションなども含めこれまで一度も再発されることがなかった最初期のヴァージョンです。
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