RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI
環境に応じて形を変えていく水の循環のごとく音像と映像、舞踏と語り。音を視て時を聴く試み。21世紀を代表するメディアアートの傑作。
RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI
環境に応じて形を変えていく水の循環のごとく音像と映像、舞踏と語り。音を視て時を聴く試み。21世紀を代表するメディアアートの傑作。
8,250(税込)
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坂本龍一が全曲を書きおろし、高谷史郎(ダムタイプ)とともにコンセプトを構想・創作したシアターピースの初ソフト化。2017年より約4年の制作期間を経て、2021年、坂本がアソシエイト・アーティストを務めた世界最大級の舞台芸術祭「ホランド・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)にて世界初演。国内外で高い評価を獲得。坂本龍一の逝去から一年となる2024年3月28日、東京・新国立劇場にて初演。
晩年の傑作『async』(2017)で探求した非同期性。「サウンド/ノイズ/ミュージック」のバランスを発展させ作りあげた最後のシアターピースが待望の初ソフト化となる。2021年ホランド・フェスティバル(アムステルダム・オランダ)で初演された舞台作品を収録。
当時、浅田彰の引き合わせによって『LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999』(1999)から活動をともにすることになるダムタイム高谷史郎の映像は、たんに坂本の世界観の裏付けとして作成したというより、むしろアート映像として極度の官能性と強度をもち、坂本の音像にスリリングに拮抗する。
『LIFE』では、20世紀を戦争と殺戮の世紀と総括し地球希望の破壊と悪化する一方の環境を憂い、未来への救済と共生を問いかけた二人が、本作『TIME』では、時間の中に生きる人間の諦念を静謐に描きだす。その例外的な美しさは、音・映像・舞踏をともなったメディアアートでなければ体験できない醍醐味。劇中3篇のテキストが舞踏家・田中泯によって朗読される声(色)と速度は、宮田まゆみによる笙の音とともに音響彫刻として観客の聴覚をゆるやかに癒す。
とりわけ夏目漱石『夢十夜(第一夜)』テキストのラストで女が死に100年の時を経て、ある形でよみがえるときのオーケストレーションは、坂本が最後まで書こうとしながら命が尽き書けなかった未完のオーケストラ曲を思わさる、坂本でしか書けない人間の諦観と官能を表現する。
時間をモチーフとした音像は、高谷の映像、田中の舞踏と交わり、これ以上はない人間の官能を表現する。
坂本龍一自筆の制作ノート、舞台写真、小崎哲哉氏の寄稿などを収録した、全文日英併記の豪華ブックレットを同梱(全108ページ)。
■収録内容
音楽 + コンセプト:坂本龍一
ヴィジュアルデザイン + コンセプト:高谷史郎
出演:田中 泯 宮田まゆみ 石原 淋
■封入特典
・坂本龍一自筆の制作ノート
・舞台写真
・小崎哲哉氏の寄稿などを収録した、全文日英併記の豪華ブックレット(全108ページ)
RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI