最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇

荘子it+吉田雅史

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ISBN
9784866472133
発売年月
2024年3月
版型
四六
ページ数
448
製本
並製
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商品詳細情報

逸脱こそ王道!
J・ディラ、RZA、カニエ・ウェストほか
ヒップホップの偉人/異人から考える「新しい」の創り方




・著者の選書による刊行記念フェアが開催中!
・「新潮」(2024年7月号)にて書評が掲載されました! 評者は九段理江さんです。
・6/7 (土) ジュンク堂書店池袋本店にて、刊行記念イベント「ズレた〈一人称〉と〈声〉を発明していくラッパーたち feat. ShotGunDandy」開催!
・「ミュージック・マガジン」(2024年6月号)に書評が掲載されました! 評者は高久大輝さんです。
・5/3 (金・祝) 青山ブックセンター本店にて、刊行記念イベント「ヒップホップと詩とAI feat. 九段理江」開催!
・4/27(土) 透明書店にて、刊行記念イベント「ヒップホップから学ぶ、人生のかっこいい「ズラし方」。」開催!

・「リアルサウンド ブック」で紹介されました!
・「CINRA」で紹介されました!
・「音楽ナタリー」で紹介されました!

【書評掲載】
・新潮 (2024年7月号) | ヒップホップを主題としているが、コミック、お笑い、文学、哲学、美術をジャンルレスに参照しながら、とりわけ「突然変異的なDNA」なる「様子のおかしい」ズレ者たちを解剖することで広く創作、表現行為について議論がなされる。著者の二人にかかればいかなる事象も自動的にヒップホップに変換される、ヒップホップ脳とでも言うべきバイブスに満ちている | 九段理江さん

■ヒップホップ・グループDos Monosのメンバーとして、台湾のIT大臣オードリー・タンや小説家の筒井康隆との共演歴もあるトラックメイカー/ラッパーの荘子itと、『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』の翻訳者としても知られる批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が、生誕50周年を迎えたヒップホップの核心に迫る対談・鼎談集。

■J・ディラ、マッドリブ、カニエ・ウェストらのビートメイクの革新性や、2017年作『DAMN.』でピューリッツァー賞の音楽部門を受賞したケンドリック・ラマーのリリックなどを取り上げ、ヒップホップの面白さ・特異性・人気の秘密ほかについて徹底議論。また、荘子itによる自曲解説も交えた創作論も読みどころのひとつ。

■ゲンロンカフェで行われた白熱のトークイベントを再構成したものに、新規対談や書きおろしコラムを追加収録。

■豪華鼎談ゲスト:さやわか菊地成孔後藤護Illicit Tsuboi

〈目次〉
序 What's dope? 〈かっこいい〉ってどういうこと?

一章 ヒップホップとキャラクター──なぜラッパーはアメコミのヒーローになりきるのか? feat. さやわか
二章 ヒップホップと文学──ケンドリック・ラマーの多声性、キングギドラの模範的押韻、KOHHの逸脱、金原ひとみのウェッサイ feat. 菊地成孔
三章 ヒップホップと記名性──J・ディラに学ぶ、テンプレ氾濫時代に抗う“様子のおかしい”創作のすすめ

column 放蕩息子のロック帰還 文◉荘子it

四章 ヒップホップと道化──社会的抹殺が跋扈する時代にオルタナティヴな表現は可能か? feat. 後藤護
五章 ヒップホップと「良い音」──音を視る魔術 feat. Illicit Tsuboi
六章 ヒップホップと前衛──アヴァンギャルドとポップの二項対立を超えた第三項

column ズレ者たちの系譜 アヴァンギャルド・ビートメイキングの美学 文◉吉田雅史

跋 ヒップホップその可能性の中心


装画:YUTAKA NOJIMA
デザイン:森田一洋