AFRICA 45S という アフリカ音楽の7インチ復刻シリーズが凄い!

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2016.03.25

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MR. BONGOが制作する7”EP シリーズ「AFRICA 45S」




SEYOUM GEBREYES & WALLIAS BAND / WALLIAS BAND / セヨーム・ゲブレイェス & ワリアス・バンド / ワリアス・バンド / MUZIQA MUZIQA / MUZIQA SLIT

70-90年代にかけて活躍しエチオピアの楽団としては初めてUSAでのツアーも敢行。ムラトゥーやハイル・メルギアのバックも務めていたブラス・ジャム・アンサンブル「ウァリアス・バンド」のカップリング。

A面は、エチオきってのサキソフォン・マエストロ:セヨーム・ジェブレイェスをフィーチュアしたアップテンポ・エチオファンクの快演。ヴォイスの高揚感、オルガンのうねるフレージングとビート/ブラスの掛け合いがサイコー。


B面は、同じくウァリアス・バンドがフィーチュアされていた、ハイル・メルギアの傑作アルバム「TCHE BELEW」に収録のジャズ・ファンク・チューン。こちらはATFAからも7インチが出てたのと同じテイク。
HAILU MERGIA / ハイル・メルギア / MUSICAWI SILT / TCHE BELEW





MULATU ASTATKE FT. FRANK HOLDER / TESHOME METEKU / ムラトゥ・アスタトゥケ・フューチャリング・フランク・ホールダー / テショメ・メテク / ASSIYO BELLEMA / HASABE

A面は、エチオジャズの巨人ムラトゥー・アスタトゥケの60年代ロンドン・レコーディングから、パーカッショニスト:フランク・フォルダーのスティール・ドラムをフィーチュアした妖艶なファンクジャズの名演。


B面は、同じくエチオピア・ヴィンテージ・レコーディングから、Soul Ekos Bandを率いた歌手テショム・メテクーの1969年AMHA 7"音源の傑作。独特のコブシとホーン・アンサンブルが生み出す郷愁のグルーヴィ歌謡。エチオピークス・シリーズの第1集にも収録されていた。






WGANDA KENYA / PETER KING / ウガンダ・ケニア / ピーター・キング / SHALOADE / AJO
A面は、1976年フエンテス音源から、フルーコがプロデュースするカルト・ユニット「ウガンダ・ケニア」の悶絶アフロビート。練習曲のような安易なコードのリフレインと、力任せに呼応するヴォイス、それを包むビート感の不思議なシンクロに興奮。SOUNDWAYのコンピ「Diablos Del Ritmo - The Colombian Melting Pot 1960-1985」にも収録されていた。B面は、ナイジェリアが生んだアフロ・ファンク職人ピーター・キングの1976年傑作「OMO LEWA」のB2に収録されていた名曲「AJO」。無尽のサキソフォン・ソロと無骨なヴォイス、ビシっと跳ねるビートがたまらなくかっこいい。









AYALEW MESFIN FT BLACK LION BAND / MULATU ASTATKE FT FEQADU / アヤレヴ・メスフィン・フューチャリング・ブラック・ライオン・バンド / ムラトゥ・アスタトゥケ・フューチャリング・フェカドゥ / GHEDAWOU / ASMARINA
A面は、エチオピア屈指の大歌手Ayaléw Mèsfin率いるブラック・ライオン・バンドが1976年にエチオの名門レーベル:KAIFAにEPで残した怪チューン。こぶし&子供(?)コーラスの掛け合いと、ホーン/ハンドクラップ彩りに変拍子も交えた生々しいエチオビート歌謡。B面は、天才ムラトゥーの1972年傑作「ETHIO JAZZ」に収録されたディープでスピリチュアルなジャズ・ナンバー。しっぽり揺れるビートにエレピ/ フルート/ブラス/エレキギターのアクセント。如何わしさとニヒルなテイストが溶け合ったムーディ・エチオジャズの傑作。こちらも中毒性高し。










RAIL BAND / LES AMBASSADEURS DU MOTEL DE BAMAKO / レイル・バンド / レ・アンバサドゥール・デュ・モーテル・ドゥ・バマコ / MARIBA YASSAH FT. MORY KANTE / GET UP JAMES
  • ALEMAYEHU ESHETE / GIRMA BEYENE アレマイユ・エシェテ / ギルマ・ベイェネ
  • TELANTENA ZARE / ENE NEGN BAY MANESH

    エチオピア篇。A面は、エチオピアに数多く存在したシンガーの中でも一際強烈な個性を放っていた御大アレマイユ・エシェテが1978年に発表した傑作。アップテンポのヒアノ、ギター、ホーンと屈強でうねるビートをアレマイユの「こぶし」が潤す狂おしいほど染みるトラック。エチオピークスNo.9にも収録されていた。B面も同じくエチオピークスNo.8に収録。60年代後半に人気を博した歌手Girma Bèyènèのディープなグルーヴ・チューン。オルガンを務めるのは、あのマエストロ・ムラトゥー・アスタトゥケ!!もはや演歌ともいえる歌い回しは大衆歌謡の体を成しつつも、躍動と哀愁が心の芯に訴えかけるサウンドは、当時のエチオでしか成しえない。

    ALEMAYEHU ESHETE / アレマイユ・エシェテ / ETHIOPIAN URBAN MODERN MUSIC VOL.2 ALEMAYEHU ESHETE / アレマイユ・エシェテ / ETHIOPIQUES VOL.9



     SWINGING ADDIS / ETHIOPIQUES VOL.8

     


APAGYA SHOWBAND / アパギャ・ショーバンド / TAMFO NYI EKYIR / MUMUDE / TAMFO NYI EKYIR / MUMUDE


あのエボ・テイラーが率いたことで知られる70年代のガーナ至宝グループ:APAGYA SHOWBANDが1973年にEssiebonsレーベルからリリースしていたEPと同音源での復刻。A面は、魂のヴォイスと野太いホーンセクションが唸る強烈アフロ・ファンク・チューンで、SOUNDWAYのコンピ「GHANA SOUNDZ」にも収録されたことで知られる名テイク。B面は、ミディアム・リズムにマイナーコードのホーン&エレピ、そして有象無象のコーラスが絡むがディープな名曲。