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- NINA RIPE / IMPORT / CD / 1001814883 / 2012年11月06日
売切 注文不可ニーナ・リペ : 北欧スウェーデン在シンガーが魅せる豊かな感性のブラジル詩情 / 天才ギタリスト:ギンガとのデュオも狂おしいほどに聞き惚れる、2011年発表の傑作アルバム。スウェーデン在のブラジリアン・シンガー、ニーナ・リペ(NINA RIPE)。その名前は日本ではほとんど知られていない逸材だが、同地のブラジル系SSWとして日本盤リリース作品でも知られるヨハン・クリスター・シュッツ(JOHAN CHRISTHER SCHUTZ)と親交が深く、氏は彼女のキャリアを幅広くサポートしている。そのヨハンの呼びかけで集められた地元ストックホルムのミュージシャンとのセッション、そしてブラジルはリオ・デ・ジャネイロに赴いて現地ミュージシャンと共にレコーディングしたトラックを収録した彼女のデビュー・アルバムが、本作「APAIXONADA」として2011年に発表された。サブタイトルに「ブラジリアン・ストーリーズ」と銘打っているように、彼女の音楽観に多大な影響を与えたブラジル音楽の歴史的名曲を、軽快に、そして情感豊かに綴るコンセプト。まず注目は、ニーナが敬愛するアントニオ・カルロス・ジョビン・ナンバーを取り上げたレパートリー群。完全アカペラで歌い上げるオープニングから、英詞でしめやかに演じる#2、可憐なシンフォニック・アンサンブルを従えた「パッサリン」(#8)、ギターとのデュオが奥深く染み入る「モヂーニャ」(#9)と、彼女のジョビンへの造詣が色濃く投影された素晴らしいサウンドである。そして、いわゆるボサ・ノヴァのみならず、広義なブラジルのポピュラー・ソングへの愛着というニーナが持つ資質が、他の収録から窺い知る事もできる。ブラジル・ジャズ・ギターの名手ネルソン・ファリアをフィーチュアしたマルコス・ヴァーリの傑作ミディアム・トラック#4、ドリヴァル・カイーミの#13、さらにはバーデン・バウエルの「サンバ・トリスチ」(#5)、スウェーデン語でカバーしたミルトン・ナシメントの名曲「出会いと別れ」(#12)など、多彩なアプローチは見事としか言いようがない。アルバム中、最大のハイライトは、ブラジルが誇る天才ギタリスト/作曲家=ギンガとのデュオが実現した#3「BOLERO DE SATA」。熱心なブラジル・ファンには聞き覚えのあるこの印象的なスロー・ナンバーは、あのエリス・レジーナが名盤「ある女」で取り上げたギンガのキャリア初期の傑作曲。妖艶な美しさを湛えたニーナのヴォイス、そしてギンガの流麗でストイックなギターと無骨なヴォーカルが一体となり、狂おしいほどに響き渡る様は、エリス・レジーナのバージョンを越えるパフォーマンスとしても過言ではないほどに、充実極まる一曲。北欧が生んだ新たなブラジル音楽の華麗なインタープリターとして、多くのブラジル音楽ファンに届けるべき1枚だ。http://www.ninaripe.com/- 試聴可能
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