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- Profil (CLASSICAL) / IMPORT / CD / PH15011 / 1006711407 / 2015年05月30日
廃盤美しいメロディに驚き! これは凄い。リヒテルの実父作曲の弦楽四重奏曲が日の目を見たスヴャトスラフ・リヒテル生誕百年を記念して、彼の生地オデッサ市が贈るアルバム。何と彼の実父テオフィル・リヒテル作曲の弦楽四重奏曲が世界初録音されました。リヒテルの父テオフィルは、1872年にウクライナで生まれたドイツ人。ウィーン国立音楽大学で学び、同地に20年以上暮らした後、ウクライナへ帰国。オデッサ音楽院で教鞭をとりました。しかし第2次世界大戦中、ドイツ領事館でピアノを教えただけで、スパイ嫌疑をかけられ逮捕されます。息子に累が及ぶことをほのめかされ、それを避けて虚偽の自白をし、1941年に処刑されました。彼はいくつかの作曲を残しており、その草稿を息子リヒテルが大事に保管していました。これまでリヒテルのためにカガンやグートマン、ボロディン四重奏団がプライヴェートに演奏して、彼を狂喜させたそうですが、ついに録音が登場することとなりました。メロディにウクライナ的な歌があるものの、作風はドイツ流でブラームスやグリーグを思わせます。終始美しいメロディに満ちていますが、大のワグネリアンだったらしく、和声はワーグナーかリヒャルト・シュトラウス風の近代性を感じさせます。リヒテル自身は、「魅力的で作り物めいたとろがないところが気にいっている。それはパパの作品にもともと備わる長所なのだ」と絶賛しています。リヒテルの才能は父親ゆずりで、息子へ伝わった天才のDNA を実感できます。カップリングは、リヒテルの師匠ゲンリヒ・ネイガウスと、作品を愛したシマノフスキの伯父だったフェリクス・ブルーメンフェルトの弦楽四重奏曲。彼はホロヴィッツの師としても知られ、技巧的なピアノ曲を数多く作っていますが、室内楽作品はあまり演奏されることがないので大歓迎。弦楽四重奏曲ヘ長調は初期の作で、ボロディンやグラズノフの作品を思わすキャッチーなメロディにあふれています。オデッサ弦楽四重奏団は、オデッサ・フィルのメンバーにより1981年結成された団体。近現代作品、珍品に興味を示し、高水準の演奏を繰り広げています。 (資料提供:キングインターナショナル)【収録内容】1. テオフィル・リヒテル:弦楽四重奏曲ヘ長調2. フェリクス・ブルーメンフェルト:弦楽四重奏曲ヘ長調Op.26【演奏者】オデッサ弦楽四重奏団【録音】2014年7月11-13日/ハルベルク放送局(レーゲンスブルク)¥3,410 (税込)盤質:- S
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