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- サイレン・レコーズ / JPN / CD / SIREN025 / 1006825527 / 2015年08月29日
売切 注文不可Sir Ashleigh Grove、その名を耳にして胸が高鳴るのは80年代の英国ノイズシーンに精通した方々でしょう。Broken Flag(およびその関連)のコンピレーションに収録された数曲と、The New Blockadersの’Live at Morden Tower(別名Seinsart)”における共演クレジット以外に公式音源を残さず、1984年を境にシーンからその姿を消したSir Ashleigh Grove (SAG)。その正体はMetgumbnerboneのリーダーJohn Mylotteの変名であったことは周知の事実です。これまで、SAGの作品はWhitehouse、Sutcliffe Jugend、Ramlehなど、80年代初期の英国Power Electronicsにカテゴライズされるアーチストと比較されてきました。当時「ボーカル抜きのSutcliffe Jugend」との評もありましたが、音楽面に限って言えばあながち間違いではありません。しかしこれらのアーチストの関心がナチズム、連続殺人、マルキ・ド・サドなどに向けられていたのに対し、SAGが興味を持っていたのはエドガー・アラン・ポー、 H・P・ラヴクラフト、アーサー・コナン・ドイルといった作家の作品でした。また当時のPower Electronicsのアーチストの多くがシンセサイザーなどを用いたのに対し、SAGが用いたのは真空管ラジオ、機能不全のエフェクター、そして金属探知機といった身近に入手できるエレクトロニクスで、通常の楽器は使用しませんでした。いくつかのコンピレーションに収録された作品を除いて、SAGの作品は彼の個人的なアーカイブボックスに保管されていましたが、このたび彼自身の選曲による作品集をリリースすることになりました。アルバムに収録された全7曲は全て1983年に録音されたものですが、録音から30年以上が経過し、オリジナルマスターテープの劣化が進んでいることから、現在のデジタル機材での録音と比較するとギョッとするほどローファイな音になっています。それでも、80年代初期の英国ノイズシーンにおける「失われた秘宝」として認識されるべき音源であり、当時これらの音源が公式にリリースされていれば、英国ノイズの歴史が変わったかもしれないと思わせる魅力を持ったアルバムです。音質調整とマスタリングは、TNBとの共演でも知られるPhil Julian が2015年に行いました。ダブルジャケット(紙ジャケ)には、SAGの完全ディスコグラフィーを記載したインサートカードが付く仕様です。限定500枚。是非手に取って、歴史の生き証人となって下さい。- 紙ジャケ
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