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- TURRET RECORDS / JPN / CD / P&K008 / 1008185162 / 2020年09月07日
廃盤「DIG」って単語を頭の中でつぶやいたことは数え切れないくらいある。 中でも強烈な思い出として残っている「DIG」にまつわる、ある1日のこと。馴染み のレコード屋へと向かう。一番奥の棚から順に掘り起こしていくのがどうやら決ま ったルーティンのようだ。ジャケットを抜き差しする手が止まる。ジャケットを表 から裏面までじっくりと読む。軽く頷くような仕草をしたと同時に抜き出した1枚を 横の棚の上に置く。同じ動作を数個分の棚で繰り返した後、平積みした数枚を試聴機 に持っていき、次々に針を落としていく。”45”のタイポグラフィがプリントされた Tシャツを着た、その後ろ姿からでも全神経を集中していることがはっきりとわかる。 何枚かをそっと元にあった場所へと戻し、残ったブツをレジへと持っていく。対応す る店員もこの人がどんな人かってことはもちろん理解しているはずだが、業務的なや り取り以外は一切行わない。そして街から次の街へ。この日は都合4つの街を巡った。 これは2014年、D.Lがこの世を去る数ヶ月前に1日を共にしたときの話だ。D.Lにとって 「DIG」することは日常そのものだった。その日常=DIGをただひたすらに積み上げて いく。このとき初めて、ラッパーやトラックメイカーと同列に、ディガーは歴とした 職業だと言うことを理解できた気がする。そろそろ話を本題へと進めることにする。 PIMPとKILLA。渋谷・宇田川町が世界一のレコード街として君臨していたあの頃を作っ た目利きのバイヤーであり、指折りのディガーであるPIMP。そして、その時代を知る 最後の漢であり、後に全てを一手に引き受けBALANCEを保ったKILLA。時代はいくら 変化しようとも2020年の現在も当然掘り続けている、筋金入りの2つの山。先にひと つ言っておくと、縛りである和物は果てしない「DIG」の過程から生まれた、あくまで ひとつの側面にしか過ぎない。PIMPの鋭い考察と貴重な歴史の一端を垣間見ることが できるblogを見て確信した。「ただただ和物はDIGにおける自分の中の新しい振り幅で あって、知らない国の音楽みたいな位置づけで、捨てる神たちのゴミをジャンルはシカトで掘ってるだけで、ベースはHIP HOPのSAMPLING SPORTSである事は何ら変わりない」そう言うことだ。このポストから数年、ただ今作での民謡のカットインには心底驚かされたわけだが。 そこに至るまでに一体何枚のレコードを掘ってきたんだろうか。想像する。一方のKILLA。またの名をB.D.と呼ばれる漢は、いつも粋だ。 針を上げ7inchをスリーブに戻す所作すらも洗練されている。何をやっても様になるとはまさにこのことを言うのだろう。インターネット上に アップされる新譜を聴き続ける。それは必要なことかもしれない。けれどそれだけがHIP HOPでは決してない。世の中にはShazamには引っか からない曲がまだ無限に存在する。HIP HOPそしてレコードを愛し、愛された漢たちによるかましあい。前口上はもういいだろう。 とっととプレーヤーで再生しようか。ディガーは街のことを誰よりも知っている。 PIMPとKILLAはミックスを通して貴方をどこかの街へと連れて行く。(DAWN二宮)Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho / THE VINYL PIMPdigger producer,beatmaker dj,vinyl dealer,vintage blaxploitaition & vintage kung fu poster dealer ヒップホップのレコードを世界一売った 店の元バイヤーとして 100タイトルを越えるエクスクルーシブ盤の制作や クラシックタイトルの再発などの仕事で評価を受ける 海外買い付けでも アメリカ,ヨーロッパなどで掘りまくるハードディガー 数多くのジャパニーズヒップホップ作品のプロデュースワークでも知られる DJプレイでは 各地にて黒いバイブスに裏付けされた幅広いジャンルの選曲で玄人筋から評価得てる 06年のオリジナルアルバムに続き 09年にビクターエンター テインメントよりリリースされた P&P records音源を使ったオフィシャルMIXCDはUKチャートでNO.1を獲得した 作品のジャケットデザイ ンを始めアパレルブランドのアートワークディレクションもこなす元調理師でK.O.D.Pのメンバー B.D. / KILLA TURNER10代よりソロとしてそのキャリアをスタートさせる。その後、東京の歴史に残るHARD CORE HIP HOPグループであるTHE BROBUSを結成し、2 枚のアルバムをリリース。解散後もソロとしてその歩みを続ける。現在は廃盤となっている「THE GENESIS」をリリース。そして、変態キャンペ ーンを合言葉に全国にその遺伝子を撒き散らし、仲間のアーティストを覚醒させた「THE SEXORCIST」。NIPPSと共に、SPERB & VIKNと共に TETRAD THE GANG OF FOURとして2枚のアルバムをリリース。(2017年の始まりからTETRAD THE GANG OF FOURはまた不穏に動き出して いる。)ソロとしはP-VINEより「ILLSON」をリリース、ユニバーサルミュージックより「BALANCE」をリリース。この二枚はB.D.の持つ様々な 面を、B.D.の視る世界の形や色を、それぞれに相応しい形で聴かせてくれる。2016年にBACK CHANNELよりBOXセットでリリースした Mr.Itagaki a.k.a.Ita-choとの共作「BORDER」は美学が詰まっている。B.D.が作品から漂わせる香りは、また次の場面へ期待させてくれる。 KILLA TURNERとしてDJとして各地各所で、誰かの家や車で自然に流れるMIXされた音楽。特別な意味はあるけど、日常。日常だけれど、それ は特別な景色。いつか憧れた景色を360度みまわしてるような空間。KILLA TURNERがかけるVINYLは、ボルヘスが書いた図書館の景色のように 教えてくれる「REPRESENT」の意味を。空間を。B.D. / KILLA TURNERの音楽は、街と歴史を想わせてくれる。¥1,650 (税込)ご注文できません -
- TURRET RECORDS / JPN / CD / P&K007 / 1007804995 / 2018年12月05日
売切 注文不可VINYL PIMPことMr.Itagaki a.k.a. Ita-choとKILLA TURNER /B.D.によるスプリットMIXCDの第2弾発売!!!!「DIG」って単語を頭の中でつぶやいたことは数え切れないくらいある。買ったレコードをスーパーの袋に入れて渡されるリサイクルショップに並ぶ中身の違うレコード。古書の中にそびえ立つ山々が持つ誰も知らない登頂の記録。挑んだものが知る意味。天と地だけではない。模様が見える位置から書いた地層図には書かれていない形や色。頂を目指すルートは真っ直ぐで屈強な道に見える。今もそこには数多くの人影が見える。キャンプを越える度にパーティーが変わっていく。遠くから景色を見ている、振り返らない点を見る点もかつていた場所が視点の先にはあった。登る黒点が次に掴むスポットが新たな線を描き始める。それはとてもいびつで美しい。どこかから聞こえる「今はあのルートがいいって。独り言なのに大きな声で。なんだか騒がしくなってきた。何回かあったことだと思う。横を見ることはない。何かが落ちた音が聞こえる。何かが肩に当たって反射的に掴む。さっきまでリビングで飾られてた皿。偶然反射した光はあの二つの点を綺麗に照らしていた。PIMPとKILLA。数字がつくくらい普遍的で最高の言葉はあの線より高い所には二つしかない。ここから見てる人達の会話から漏れてくる「和物」や「45」という単語は今見えてるあの場所にはないんだろうな。直接見ることの出来ない光への憧れと嫉妬。反射した光が交差して通った時、それらは聞こえなくなった。「はっ」として頭を振る。目の前に本棚とレコード棚。アンプにスピーカーが見える。CDプレーヤーが回ってる。ミキサーの電源は付いている。けれど、ターンテーブルに光は灯っていない。お湯を沸かし、マグカップに注ぎ考える。本当はあのレコード屋にいたんじゃないか?あの店の上のクラブにいたんじゃないか?マグカップの中で開く香りが教えてくれる。このMIXは今、並べた言葉を肯定してくれる。「DIG」っていう言葉は廃れない。普遍的で「最高」の景色はどこから見ても「最高」だということ。見方によっては「最高」って言葉をもってしても伝えられない景色が人知れず存在すること。それを見た人達がいること。何も言わずそれを見せてくれるあの「頂き」を目指す人達が作ったものがここにある。再生すれば、360°Cとは言わないけれどそれを見ることができるものがここにある。大げさな話じゃない。「急ぐと山が逃げる。」急いでたら見えない景色。いつも通りってスルーした箱の中で静かに燃える炎。平日に夜や朝の意味を教えてくれるレコード。続いてく景色。何回もDJにアンコールして帰った昼に目が覚めて、かけたレコードがまた、あそこに行こうって言ってる。彼らが「DIG」ったレコードは今も回っている。(WDsounds澤田)- 試聴可能
¥1,650 (税込)ご注文できません -
- TURRET RECORDS / JPN / CD / P&K006 / 1007477885 / 2017年09月08日
売切 注文不可VINYL PIMPことMr.Itagaki a.k.a. Ita-choとKILLA TURNER /B.D.によるスプリットMIXCDが登場!!「DIG」って単語を頭の中でつぶやいたことは数え切れないくらいある。買ったレコードをスーパーの袋に入れて渡されるリサイクルショップに並ぶ中身の違うレコード。古書の中にそびえ立つ山々が持つ誰も知らない登頂の記録。挑んだものが知る意味。天と地だけではない。模様が見える位置から書いた地層図には書かれていない形や色。頂を目指すルートは真っ直ぐで屈強な道に見える。今もそこには数多くの人影が見える。キャンプを越える度にパーティーが変わっていく。遠くから景色を見ている、振り返らない点を見る点もかつていた場所が視点の先にはあった。登る黒点が次に掴むスポットが新たな線を描き始める。それはとてもいびつで美しい。どこかから聞こえる「今はあのルートがいいって。独り言なのに大きな声で。なんだか騒がしくなってきた。何回かあったことだと思う。横を見ることはない。何かが落ちた音が聞こえる。何かが肩に当たって反射的に掴む。さっきまでリビングで飾られてた皿。偶然反射した光はあの二つの点を綺麗に照らしていた。PIMPとKILLA。数字がつくくらい普遍的で最高の言葉はあの線より高い所には二つしかない。ここから見てる人達の会話から漏れてくる「和物」や「45」という単語は今見えてるあの場所にはないんだろうな。直接見ることの出来ない光への憧れと嫉妬。反射した光が交差して通った時、それらは聞こえなくなった。「はっ」として頭を振る。目の前に本棚とレコード棚。アンプにスピーカーが見える。CDプレーヤーが回ってる。ミキサーの電源は付いている。けれど、ターンテーブルに光は灯っていない。お湯を沸かし、マグカップに注ぎ考える。本当はあのレコード屋にいたんじゃないか?あの店の上のクラブにいたんじゃないか? マグカップの中で開く香りが教えてくれる。このMIXは今、並べた言葉を肯定してくれる。「DIG」っていう言葉は廃れない。普遍的で「最高」の景色はどこから見ても「最高」だということ。見方によっては「最高」って言葉をもってしても伝えられない景色が人知れず存在すること。それを見た人達がいること。何も言わずそれを見せてくれるあの「頂き」を目指す人達が作ったものがここにある。再生すれば、360°Cとは言わないけれどそれを見ることができるものがここにある。大げさな話じゃない。「急ぐと山が逃げる。」急いでたら見えない景色。いつも通りってスルーした箱の中で静かに燃える炎。平日に夜や朝の意味を教えてくれるレコード。続いてく景色。何回もDJにアンコールして帰った昼に目が覚めて、かけたレコードがまた、あそこに行こうって言ってる。彼らが「DIG」ったレコードは今も回っている。(WDsounds澤田)- 試聴可能
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