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ニナ・ハーゲン公認! ドイツ・ベルリン発のジャーマン・オルタナティヴ・ロックバンド、アイソレーション・ベルリン
- STAATSAKT / IMPORT / LP(レコード) / 4260437156800 / 1008631309 / 2021年10月08日
売切 注文不可ドイツ・ベルリン発のジャーマン・オルタナティヴ・ロックバンド、アイソレーション・ベルリンが、待望の 3rd アルバム『Geheimnis』を発表した。“秘密”という名を冠した本作は、不安や憂鬱、愛と憎しみ、失望とやさしさ、希望の中で揺れ動く人間の感情を描くほか、“パンクの母”ことニナ・ハーゲンやサッカーについても歌っている。3年かけて完成したアルバムについて、バンドの創設メンバーであるトビアスとマックスは“呪われたアルバム”と呼ぶ。リノベーションから始めたゼロからの音楽スタジオ作り、パンデミックを経て直面した楽曲制作の壁やプレス工場での生産トラブルなど、苦労が続いたという。だが前作に比べて、よりシンプルになると同時に音の深みが格段に増した。ギタリストであり編曲を担当するマックスは新たにストリングスを加えたほか、リズムセクションのデヴィッドとジミヨンは、ポーティスヘッドのようなトリップホップのサウンドを意識。そこに作家としても活躍するトビアスの歌詞が加わり、より感情を揺さぶる作品に仕上がった。本国ドイツでは初登場 24 位を記録し、音楽メディアでは「カテゴライズできない」アルバムと称され注目を集めている。本作は、子供っぽくなることを想定したラブソング「AmEnde zählst nur du」と少し哀愁を漂わせるフォーキーな「Enfant terrible」で幕を開ける。タイトル曲の「Geheimnis」はファット・ホワイト・ファミリーのような中毒性のあるビートに乗せて、“最大の敵は自分の脳だ” とトビアスが歌う。先行シングル「(Ich Will So Sein Wie)Nina Hagen(ニナ・ハーゲンになりたい)」は、ニナへの憧れだけでなく、勇気を持って自由になれないもどかしさが込められた曲だ。「Ein Ufo und ein Boy(UFO と少年)」という歌詞は、ニナ・ハーゲンの曲「Die Ufos sindda」からそのまま引用している。キャッチーだけど単純ではないメロディと、トビアスのユーモアに富んだ歌詞が見事にハマった、今後のライブ定番曲となるに違いない。「Private Probleme」と「Stimme Kopf」は彼ららしいポストパンク全開なナンバー。「Ich hasseFussballspielen(僕はサッカーが嫌い)」はローファイなメロディと “みんな死んじゃえばいいのに せめてもう少し僕にやさしくしてよ” というアイロニックな歌詞のギャップが印象的だ。ドリーミーでメランコリックなデヴィッド・ボウイ的バイブスの「Ich zieh mich zurück」。まるでスピリチュアライズドを彷彿とさせる、繊細かつ美しいオルガンとシンセサイザーが心に響く「Klage einerSünderin」。ストリングスを大々的に使用し、後半にかけてレディオヘッド味の増す「Von einem der hier sitztund Bleistifte spitzt」も彼らの世界観を保ちつつ、サウンドが進化したことを見事に証明した楽曲だ。最後はかつて有名だったが、時代が過ぎ去った人について歌ったシャンソン「Enfant perdu」で幕を閉じる。単なるギターロックではない、より多層的なサウンドを見出したアイソレーション・ベルリン。従来の殻を突き破り、常に前進し続ける姿勢に今後も目が離せない。Text by Yukiko Yamane (RISIKO magazine)¥3,850 (税込)ご注文できません
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