みの
1990年シアトル生まれ、千葉育ち。2015年に3人ユニット「カリスマブラザーズ」を結成。YouTube上で動画配信を開始し、チャンネル登録者数100万人を獲得する。2019年より独立し、個人名義のYouTubeチャンネル「みのミュージック」を開設。現在、チャンネル登録者数は30万人を超える。また、ロックバンド「ミノタウロス」としても活躍。2020年にアルバム『肖像』をリリースしている。2021年より、Apple Musicのラジオ番組「Tokyo Highway Radio」のDJを担当している。
-
192ページ/4C/並製本/B5変型判
- 株式会社ビターズ / JPN / BOOK / 4991386701 / 1009036525 / 2025年06月09日
売切 注文不可みの(みのミュージック)が“100年先も聴き継がれるべき私的名盤”をテーマに自身が蒐集したレコード・コレクションを紹介する新感覚ディスクガイド!■目次◆Side A ── OVER SEA/海外名盤1.THE BEATLES/ビートルズ2.MOTOWN & MONO VIYNL/モータウンとモノラル・レコード3.THE BEACH BOYS/ザ・ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』4.PHIL SPECTOR’S WORKS/フィル・スペクターと“ウォール・オブ・サウンド”5.THE ROLLING STONES/転がり続けるロックンロール・バンドの魅力6.BRITISH INVASION/ブリティッシュ・インヴェイジョン7.1960’S US ROCK/1960年代のUSロック8.HARD & PROGRESSIVE/ハード&プログレッシブ・ロック9.1970’S HARD ROCK/絢爛豪華なロック黄金期10.JEFF BECK/ジェフ・ベック11.BLUES & JAZZ/ブルースとジャズ◆Side B ── DOMESTIC/国内名盤12.HAPPY END/はっぴいえんどと日本語詞13.ELECTRIC INSTRUMENTAL & GROUP SOUNDS/エレキ・インストとGS14.DOMESTIC ROCK MUSIC/1970年代の邦楽ロック15.JAPANESE PROGRESSIVE ROCK/日本におけるプログレッシブ・ロック考16.JAPANESE RARE GROOVE/民謡17.FEMALE SINGERS/女性シンガー18.CITY POP/山下達郎とシティ・ポップ◆商品詳細あらゆる音楽を指先ひとつで簡単に聴ける現代において、わざわざレコードで音楽を聴くというのは、明らかに不便で不合理なことです。場所をとるし、手間もかかるし、なによりお金がかかる。効率的とはとてもいえません。しかし、考えてみれば芸術というもの自体が、そもそも効率や合理性とは対極にあるものです。小説や映画に心を揺さぶられ、空想の世界に浸っても、腹が満たされるわけでもない。それでも私たちは芸術を求め、その体験が心を豊かにしてくれることを知っています。効率や合理性を超えたところにこそ、実に人間らしい時間が存在するのです。レコードで音楽を楽しむという行為には、音楽鑑賞が合理化されるなかで失われつつある、多くの非合理的な喜びが詰まっています。たとえば、場所をとる大きなジャケットは、ミュージシャンが表現した世界へと入るための入り口です。巨大な見開きを広げ、歌詞カードをじっくり眺め、針を落としてサウンドに没頭する時間。前の持ち主が残した落書きやシールの跡に、見知らぬ誰かの記憶や思いを重ねてみるのも、レコードならではの魅力といえるでしょう。CDやストリーミングで繰り返し聴いてきた音源も、レコード盤で再生するとまったく新たな魅力が浮かび上がってきます。おとなしいと思っていたギターリフが、実は凶暴な歪みを伴っていたり、スカスカだと感じていたアンサンブルが、巨大な塊のようなグルーヴとして躍動していたりと、発見に満ちているのです。レコードという本来の形で再生されることで、当時のミュージシャンが意図したであろう真のサウンドが蘇ります。レコードという非合理なメディアがもたらす豊かさや深みは、合理性だけを追求するだけでは決して手に入らない。こうした非合理こそが、レコードで聴く音楽の本当の贅沢なのです。ビートルズが活動していた1960年代当時、 多くの人たちに届けたかった音に一番近いのは “レコード”です。さらに、メンバー自身がミックスに立ち会ったのはモノラル盤のみだったという制作背景もあります。そのため、僕がリアルタイムで経験することが叶わなかった“あの時代”に思いを馳せるための最良の手段が、当時のレコードを聴くことなのです。───ビートルズより抜粋僕の場合、すべての作品に対して同じことが 言えるのですが、頭の中でサウンドを再現しながら聴ける状態でないと――つまりほぼ暗記した状態にならないと――その音楽を“好きだ”と素直に言い切れない自分がいます。というのも、楽器の響きやフレーズ、メロディラインを含め、曲の構造を深く理解しないまま、ただ雰囲気だけで好き・嫌いを決めるのは避けたいと思っているからです。その点において『ペット・サウンズ』を好きになるまでに時間がかかったのは、楽曲から得られる情報量がとても多いため、自分の脳内に楽曲の構造をインストールするのにものすごく時間がかかったからだと考えています。本作における多種多様な楽器を駆使した複雑なアレンジを自分の中に落とし込んだうえで聴いた時、ブライアン・ウィルソンの天才的なセンスに脱帽しました。───ビーチ・ボーイズと『ペット・サウンズ』より抜粋あれは僕が27歳の頃のことでした。とある年配の音楽好きの方から、“スペクター・サウンドの本当の魅力は、モノラル専用の針で聴かないと体験できないよ”というアドバイスをいたたいたのが、ことの始まりでした。(中略)いざ聴いてみると CD ともサブスクとも聴こえ方が全然違っていました。ひとつの塊となって鳴り響くサウンドに圧倒されてしまったので す。少し悔しいけれど“あのオッサンの言っていたことは間違っていなかったんだ”と思いました。今思い返してみても、自分の音楽観が一変するほどの衝撃的な出来事でした。───フィル・スペクターと“ウォール・オブ・サウンド”より抜粋多くのロック・ミュージシャンを悩ませ続けた大衆性と精神性のジレンマを飛び越え、国内で初めて“サステナブルなロック・ミュージシャン”として、長年にわたる継続的な活動モデルを確立したのは、サザンオールスターズだと考えています。なぜ彼らが音楽シーンの第一線で活躍し続けることができたのか。それは、“ポップで良質な楽曲を作る”ことを第一義としつつ、その枠内で最大限の音楽的冒険を行なったからです。僕はこの手法を“桑田佳祐モデル”と呼んでいます。───1970年代の邦楽ロックより抜粋僕が小泉今日子の「Fade Out」で最も魅力を感じるポイントは、“楽器演奏が歌詞の続きを描く”という点にあります。この曲は約8分の長尺で、二人きりハイウェイに消えてゆくわと最後のサビを歌ったあと、4つ打ちのビートに乗せて情熱的なサックス・ソロが楽曲を締めくくる構成になっています。つまり、物語の結末を伝えるのは言葉ではなく楽器なのです。燃え上がるようなアバンチュールを象徴する、火を吹くようなサックスとともに、楽曲は文字どおりフェード・アウトしていく。これは、実は昔から使われてきた手法でもあり、“セクシャルな描写はみなまで言わずとも楽器に任せる”という演出は、過去の音楽作品にもたびたび見られます。例えば、キッスのライフ・゙アルバム『地獄の狂 獣キッス・ライヴ』に収録されている「彼女 (She)」では、<彼女が服を脱いだら>と歌った直後に、エース・フレーリーが鬼のような怒涛のギター・ソロを弾き始める。これは、“あとは察しろよ”というような古典的な手法ですが、近田春夫のアプローチもこれに近いものかあるように感じます。───女性シンガーより抜粋◆編集担当より一言古今東西の音楽に精通する音楽クリエイターの「みの」。発売された年代やジャンルを問わず、すべての音楽作品に狂熱的な愛情を注ぎ続ける彼の中には、一体どのようなサウンドが鳴り響いているのだろうか?──そんな好奇心から本書の企画はスタートしました。制作を進めていくと、彼の所有するレコード・コレクションの膨大な量にたちまち圧倒されることとなります。華やかな時代を彩った名作から、時代の影でマニアたちに愛され続けてきた隠れた名作、希少なレア盤などが次から次へと登場します。本書に収録されているレコード作品の撮影は1日で終わらず……長い年月をかけて蒐集したコレクションをすべて撮り終えるのに撮影日を複数回に分けながら数ヶ月もの時間を要しました。本書に収録された作品群を見れば、彼の中に息づく膨大な知識量にも納得することは間違いないでしょう。そして彼は生粋の「音楽プレイヤー」でもあります。自ら音楽を作り、ステージ表現する「音楽家」です。聴くだけでなく、演奏したことで気付いた発見など、楽器プレイヤーの視点からも作品の魅力を紹介した濃厚な内容のディスク・ガイドが完成しました。本書を読むことで、すでに聴いたことのある名作アルバムは「ひと味違う」魅力を放つ作品になることでしょう。そして、あなたの知らない素敵な音楽作品との出会いもあるはずです。ぜひ本書をサウンドトラックに、素敵なミュージック・ライフを楽しんでください。(編集担当:尾藤雅哉/BITTERS)¥3,300 (税込)ご注文できません -
さあ新しい音楽との出合いをもとめて、本書を手に取り、みのと一緒にタイムスリップしましょう。
- KADOKAWA / JPN / BOOK / 46063687 / 1008787596 / 2024年03月04日
売切 注文不可新進気鋭の音楽評論家による大作にして傑作!YouTube「みのミュージック」で独自の音楽批評をおこない、多くの大人たち・音楽関係者を魅了する著者。本書では、謡、雅楽、歌舞伎、唱歌、演歌、軍歌、歌謡、JPOP、アイドル、ゲーム、着メロ、ボーカロイドなど、日本で起こった音楽ジャンルの成り立ちを時代を追って浮き彫りにする。縄文楽器から初音ミクまでドレミに翻弄された歴史をいま解き明かす!さあ新しい音楽との出合いをもとめて、本書を手に取り、みのと一緒にタイムスリップしましょう。※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。¥2,750 (税込)ご注文できません -
- KADOKAWA / JPN / BOOK / 4046051671 / 5006045270 / 2021年05月01日
売切 注文不可YouTube「みのミュージック」で独自の音楽批評をおこない、多くの大人たちを魅了する著者。本書は、20世紀ポップスの歴史にフォーカスし、世界そして日本の音楽がどのような発展を遂げてきたかを解説します。アーティストというのは一見すると、あまり深く考えずノリで、自分たちの好きなことをやって、偶然スターになったと誤解されがちです。しかし、20世紀のルーツミュージックからしっかりたどれば、彼らの活躍にれっきとした理由を感じ取ることができます。経済変革、人種問題、紛争、技術革新、インターネット、産業構造の変化……社会の大きな流れと向き合い、「芸術」へと昇華させたことで、世界のリスナーたちを虜にしています。地に足着けた、マーケティング術、リーダーシップ、リスク管理能力の高さも必見です。あらゆる逆境を越えて世界を制した激熱エピソードの数々に、心が震えること間違いしなし。そんな思いを込めて、本書を『戦いの音楽史』と名づけました。私たちは音楽に対して、好きなジャンルやアーティスト以外は食わず(聴かず)嫌いな一面を持っています。「音楽を知る」というのは、誰かと出会って親交を深めていく過程と似ています。名前、出自、性格、などを知るうちに自分との共通点を見つけ、親近感がわいてくる――。音楽も歴史背景を知ることで、いままで触れてこなかったジャンルも、意外な面白さや奥深さに気づく可能性があるのです。さあ新しい音楽との出合いをもとめて、本書を手に取り、みのと一緒にタイムスリップしましょう。¥1,760 (税込)盤質:- B
商品一覧・検索は
こちらから
こちらから
ニュース&特集 NEWS & FEATURES
2026.10.15
トピック
2026.09.04
トピック
2026.09.04
トピック
2026.09.01
トピック
2026.10.20
平成J-POP
2026.10.20
日本のロック・J-POP
2026.10.20
日本のロック・J-POP
2026.10.20
平成J-POP
2026.10.20
平成J-POP
2026.10.20
昭和歌謡
2026.10.20
昭和歌謡
2026.10.19
ノイズ ・ アヴァンギャルド
2026.10.19
ジャズ
2026.10.19
ヒップホップ・R&B
読み込み中...
アーティスト
タイトル
レーベル
詳細検索
読み込み中...