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オルタナ/ポスト・ロック/ニュージャズに至るまで、カテゴライズ不可能な理知的かつドライなサウンドを奏でるイタリア産新鋭バンドの'23年デビュー作
- BIRD'S ROBE / IMPORT / CD / BRR164 / 1008696719 / 2023年07月12日
売切 注文不可Emanuele Bury(g/vo)・Francesco Coacci(g/vo)・Samuele De Santis(sax)・Alberto Marchegiani(key)・Giorgio Staffolani(drs)の5名から成る、'14年に結成されたイタリア産プログレッシブ/オルタナティブ・ロックバンドの'23年デビュー作。このバンドを特定のジャンルにカテゴライズする事は非常に困難で、専任サックス奏者の存在からコンテンポラリー・ジャズかジャズ・ロックか、はたまたフロイド的メロディック・ロックかと色々と想像を巡らせるものの、リムショットも織り交ぜたドラムプレイと点描的なギターが折り重なる繊細は出だしで始まる、Pelagicレーベルの作品群から発散する激情を抜いて理知的なアプローチをプラスした様なポスト・ロックを聞かせる冒頭曲'Shores'からその仮想は見事に裏切られる事となります。ここではサックスも存在感を示していますが、立ち位置としてはボーカルの置換と云えるメロディーラインをなぞるプレイで、ジャズのメソッドのそれとはまた異なるもの。続く'Shine'も前曲のサウンドの延長線上から始まりますが、途中から介入するローテンションなボーカルによってオルタナ的様相を見せ、ラストはディストーションがかけられたギターのかき鳴らしというこれまた意外な締めくくり。その後もレイドバックした演奏からポスト・ロック/アンビエントを内包したパートへの発展がドラマチックなニュージャズ・ナンバー'Arrival'(最終パートでは何故か日本語によるアナウンスが挿入)、グランジ風のギターが退廃的な雰囲気を醸し出す'The Trees Are In Misery'など多彩な作風でリスナーに迫ります。音の強弱という側面においては確かに"盛り上がり"も存在するものの、全体を通じて極めてドライなムードが充満した、現行のプログレ/ポスト・ロックシーンの中でも異色な存在の一作。【Digisleeve仕様】¥3,300 (税込)ご注文できません
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