INTONARUMORI ORCHESTRA / イントナルモーリ・オーケストラ

V.A. (NOISE / AVANT-GARDE)

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レーベル
オフ・サイト
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
通販番号
AVANT200
発売日
2007年09月06日
EAN
2040101000394
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商品詳細情報

2005年4月まで代々木にてオフ・サイトを運営、現在は自身の光灯蛍オブジェを用いたインスタレーションを楽器に発展させたオプトロン、及び進揚一郎とのデュオ オプトラムにて活動を行う伊東篤広がキュレートを行った多摩美術大学美術館でのイントナルモーリ・コンサートの実況録音盤。

イントナルモーリは、ダダやフルクサスに多大な影響を与えた20世紀初頭の伊未来派の中心的人物、ルイジ・ルッソロが開発した楽器で、箱の中に歯車などを仕込みハンドルを回すことで物音を発生させるという、未来派の思想をそのまま音楽に流用した騒音楽器で、代表曲に 「都市の目覚め」 などがある (*)。このイントナルモーリを、未来派~フルクサスの研究で知られた音楽評論家秋山邦晴氏は当時教鞭を取っていた多摩美術大学で文献を元に復刻したが、永らくその存在は忘れられていたという。

2005年、伊東氏により復刻版イントナルモーリを発掘、再演を行うという意欲的な試みが行われた。自身のインスタレーション展のイヴェントとして行われた 『イントナルモーリ・コンサート』 には、多くの前衛ファンや美大生が集まり、満員の会場からは幻の音とされていたイントナルモーリへの期待で熱気が充満していた。しかしこのコンサートは、ただイントナルモーリを再演するという懐古的な演奏会ではなかったのである。演奏者に選ばれたのは、伊東篤弘、サチコM、秋山徹二、中村としまる、大友良英、杉本拓という、(当時) オフサイトを拠点とした即興演奏家であった。既存のインプロヴィゼーションという方法への挑発的な問題提起を行っていた一筋縄ではいかない演奏家達が集結したと言っても過言ではない。ルッソロは騒音を発する楽器としてイントナルモーリを開発したことは明白であるが、このコンサートで聞くことの出来るイントナルモーリは騒音楽器を越えたところで演奏されている。ダダイスティックでパフォーマンス的なサチコMや集団投射を発展させた大友良英、ルッソロに捧げた伊東篤弘など、それぞれ個性的なパフォーマンスを披露しているが、霧のような摩擦音を響かせた杉本拓の作品には驚いた。既存の方法から逸脱し新たな語法を探り出していた当時の実験そのままであり、番外編としても飛びぬけて素晴らしい演奏であったと思う。

ルッソロは、これらのイントナルモーリを想像できただろうか?

(*) 1914年4月、ミラノのヴェルメ劇場で、マリネッティとルッソロ共催により未来派音楽会がおこなわれた。ステージには3台の 「ブンブン」 型 (?) イントナルモーリ、2台の 「ダンダン」 型、3台の 「ヒューヒュー」 型と1台の 「ゴロゴロ電鳴機」 型、2台の 「ガラガラ」 型、2台の 「ドクドクドク…」 型、そして 「ガシャガシャ」 型、「キーキー」 型、「ゴーゴーゴー」 型各1台、合計16台のイントナルモーリからなる騒音オーケストラが登場した。

とある。秋山邦晴著 『現代音楽をどう聴くか』 より

ソングリスト

  • 1.Russolo Phone / Atsuhiro Ito
  • 2.Intonarumori / Sachiko M
  • 3.Future Circuit / Tetuzi Akiyama
  • 4.Disk / Toshimaru Nakamura
  • 5.Anode #4 / Otomo Yoshihide
  • 6.All About Something 2 / Taku Sugimoto