■ザ・ブラック・キーズにとって通算11作目となるスタジオ・アルバム『DROPOUT BOOGIE』。彼らのファースト・アルバム『THE BIG COME UP』の発売20周年となる日の前日にリリースされる本作でも、ダン・オーバックとパトリック・カーニーは最初の頃からずっとそうであったように、スタジオですべての楽曲のソングライティングを手掛けている。そしてこの新作では、彼らの原点となるオハイオ州アクロンで音楽を一緒に作り始めた頃を彷彿とさせる、余計なものを一切削ぎ落したブルース・ロック調の楽曲もいくつか収録されている。