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アジムス、アルトゥール・ヴェロカイを次々にリリースしてきたUKのブラジル音源発信レーベル〈FAR OUT〉新作は、ブラジリアン・ジャズ・ファンクの気鋭バンド、ノマド・オルケストラ!
世界的に盛り上がるブラジル音楽シーンで、サン・パウロを拠点に活動を続ける注目のバンド、ノマド・オルケストラがセカンド・アルバムをリリース!
2016年リリースのデビュー・アルバムはジャイルス・ピーターソンもサポートするなど話題になり、年末にはヨーロッパツアーを敢行し大盛況の内に幕を閉じた。目まぐるしく様々なバンドが割拠するサン・パウロのジャズシーンから世界へ飛び出した10人のプレイヤーは、その成功に満足することなく、すぐに制作に取り掛かりついに本作が完成した!!
アルバム「ESTREMUNDOS」は、サン・パウロのRED BULL STUDIOで録音され、エチオ・ジャズ、インド古典音楽などの東洋のサウンドの影響を受けつつ、根っこにあるアフロ/ブラジル音楽とファンクやソウル、そしてヒップホップをダンスミュージックの肉体性で包み込んだコズミック・ワールド・ミュージックへと昇華。
10人のプレイヤーそれぞれが長いキャリアに裏打ちされたスキルと、幅広い音楽を取り込んできたレコードコレクターとしての知識が、そんな楽曲たちのクオリティを高めていることに疑いはない。
冒頭のイントロを経て、"Jardim de Zaira"はヴィヴラホンやギター、ホーンとキーボードを駆使し90年代のSTEREOLABのようなサウンドで始まる。中盤の"Felag Mengu"では、エチオピアのレジェンド、MULATU ASTATKEを想起させるエチオ・ジャズとサハラ砂漠の遊牧の民であるトゥアレグ人のバンドTINAIWENも驚きのデザート・ロックを見事に融合させた音を披露。そして本アルバムで最も魅力的だとレーベル元が断言する、ハーモニカとオルガンが駆け回るビッグ・バンド・サウンド"Rinoceronte Blues"。
事程左様に「ESTREMUNDOS」は世界の音楽に目を向けつつ、自らのスタイルで再構築したNOMADE ORQUESTRAサウンドのアルバムだと言える。
ブラジル音楽ファンはもちろん、雑多に様々なスタイルに目を向ける諸氏にオススメしたい一枚!
NOMADE ORQUESTRA / ノマド・オルケストラ