3,981円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
輸入書籍 / ハードカバー / 英文(日本語表示なし)
22.3 x 18.3 x 2.6 cm
出た!『WAX POETICS』 『VIBE』 『VILLAGE VOICE』等で、ヒップホップを初めとしてポピュラー・ミュージック系コラムニスト、DAVE THOMPKINS著による、(恐らく)世界初のヴォコーダー専門書。
第二次世界大戦中の米で、音声通信用の音声圧縮技術として発案されたヴォコーダー技術の理論にふれつつ、当時の歴史的背景からその意義を考察、60年代ミュンヘンのシーメンス電子音楽スタジオが軍事通信用ヴォコーダーを改造し、音楽、効果音に取り入れ始め、68年にはシンセサイザーの父、モーグ博士が半導体を用いたヴォコーダーを開発以降に触れたページでは、その流れを貴重な写真と数々の証言から描いて見せる。後半はクラフトワークを始め、コンテンポラリー・ミュージックやポピュラー・ミュージックに応用、定着、現代のクラブ・ミュージック~ヒップホップのシーンに及ぼした影響、効果をヴォコーダー使用楽曲のリストも掲載しながら紐解き、ヴォコーダーの影響下にあるトーキング・モジュレーターや、ロボ声オートチューンにも触れながらポピュラー・ミュージック論へ発展させて行く手腕は、流石売れっ子音楽コラムニスト、辞書を引き引き秋の夜長にぴったりな一冊なのです。
DAVE TOMPKINS