チャーリー・ワッツ論――ドラマーを憐れむ歌

Mike Edison マイク・エディスン

ザ・ローリング・ストーンズのリズムの秘密を探る

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レーベル
DU BOOKS
国(Country)
JPN
フォーマット
四六判
規格番号
DUBK316
通販番号
DUBK316
発売日
2022年06月02日
EAN
9784866471617
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商品詳細情報

待望のチャーリー・ワッツ論。
ザ・ローリング・ストーンズを半世紀以上にわたって支えたドラマーに焦点を当てた初の書籍。
原著刊行後、チャーリー本人が著者に感謝の電話をかけたというエピソードも!
なぜチャーリー・ワッツは重要か? 彼こそ史上最強のロックバンドの史上最強のドラマーだからだ!



・「ミュージック・マガジン」(2022年9月号)にて書評が掲載されました! 評者は鳥居真道さんです。
・「rockin'on」(2022年9月号)の「ミミヨリ」にて紹介されました!
・「サウンド&レコーディング・マガジン」(2022年9月号)にて書評が掲載されました! 評者は横川理彦さんです。
・「レコード・コレクターズ」(2022年8月号)にて書評が掲載されました! 評者は増村和彦さんです。
・「AERA」(2022年7月11日号)の「近藤康太郎の読まずにはいられない」にて書評が掲載されました!


チャーリーのすごさとは?
ドラマーでもある著者がその美学と技術を徹底解説。
チャーリーのプレイを、ミルト・ターナー、フィリー・ジョー・ジョーンズ、フレッド・ビロウ、D. J. フォンタナ等、
R&B、ジャズ、ブルース、そしてロックンロール史の名ドラマーの系譜に位置づけ分析。
いかにその独特のロックンロール・ドラムのスタイルを確立したのかを解き明かす、
まさしくドラマーに「共感(sympathy)」する一冊。

全ロックファン必読。
なぜストーンズがロックンロール・バンドの頂点なのかの理由がここにある。

<目次>
ミック、キース、そしてチャーリーがストーンズである。/ Ladies and Gentlemen, The Rolling Stones
1章 チャーリーの愛したジャズ・ドラマーたち、そしてロックンロールとは何か? / All That Jazz
2章 ロックンロール黎明期のドラマーたち / The Devil's Music
3章 ジャズ・ドラマーからロックンロール・ドラマーになるには? / Not Fade Away
4章 ストーンズにジャズを見つける! / Charlie's Good Tonight
5章 ロックンロールの世界で最もスィングするドラマー / Rip This Joint
6章「達人の技」と「単純さ」は相反しない──マディ・ウォーターズとマイルス・テイヴィス / The “V” Word
7章 ドラマーのタイム感、時間の伸縮について / The Harder They Come
8章 ディスコとパンクに打ち勝ったドラマー / Respectable
9章 80年代のチャーリー──予期せぬ傑作 《刺青の男》 への貢献 / Hang Fire
10章 俺のドラマーはどこだ事件──素晴らしいソロ・アルバムを作った唯一のストーン / Where's My Drummer?
11章 ドラッグを克服するには?──チャーリー・ワッツと彼のストーンズへ / Bridges to Nowhere
12章 今宵ブルースを──ドラマーを憐れむ歌 / Blues in the Night
あとがき チャーリー・ワッツのいない世界
謝辞
日本の読者へ
主な参考文献
訳者あとがき
索引

<訳者略歴>
稲葉光俊(いなばみつとし):広島県呉市生まれ。オレゴン大学音楽学部音楽史、民族音楽学科にて博士号を取得。専門はアフリカ系アメリカン・ポピュラー音楽。著書にWillie Dixon: Preacher of the Blues (Rowman & Littlefield, 2011)とJohn Lee “Sonny Boy“ Williamson: The Blues Harmonica of Chicago’s Bronzeville (Rowman & Littlefield, 2016)。「レコード・コレクターズ」誌にて「スティーヴ・クロッパー・リメンバーズ」を連載中。テネシー州ナッシュビル郊外のアダムスに在住し、日本語教育をおこなっている。

デザイン:小野英作