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格闘技ピアノ・トリオ。マイケル・ブレッカーやマイク・スターン、それにジョン・アバークロンビーのオルガン入りグループなどで怒涛のドラムを叩くADAM NUSSBAUMがこれでもか、という感じで叩きまくり。この人繊細なこともやりますが、ここではパワー全開、バシャンバシャンと行ってます。
3曲でシンセを被せ、ピアノ・トリオ作としての一面とクロスオーヴァー的なサウンドを聴かせます。1984、85年録音。シンセはちょっとねぇ、という方も多いかと思いますが、しかし、最近、全部の曲を聴ききれる作品も減っている昨今。アグレッシブなピアノ・トリオを好む方には、この1曲目はお薦め。ヨアヒム・キューン〜ジェニー・クラーク〜ダニエル・ユメール・トリオ作を作り出したプロデューサー、ピシュオー氏の手にかかった”らしさ”が現われた作品。
JOHN MCNEELY(p),MARC JOHNSON(b),ADAM NUSSBAUM(ds)
JIM MCNEELY / ジム・マクニーリー