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モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番/第20番
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
20世紀を代表するピアニストの一人、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)、36歳のライヴがリマスターされて登場。
完璧主義者のミケランジェリは、共演者やレパートリーを厳選し、録音には滅多にOKを出しませんでしたが、放送には同意していたため、PianistDiscography.comによれば、モーツァルトの第15番には7種、第20番には9種もの録音が存在します。
モーツァルト生誕200年にあたる1956年7月11日、ルートヴィヒスブルク音楽祭でライヴ録音されたこの演奏は、壮年期のミケランジェリらしく理知的で力強く、推進力漲る演奏。2013年にSWR(南西ドイツ放送)からライセンスされたマスターを使ってICA CLASSICSからリリースされたのと同一音源ですが、今回は本家SWRで新たにマスタリングしたとのことです。
指揮者のアントワーヌ・ド・バヴィエ(アントン・フォン・バヴィエルとも)はスイス出身のクラリネット奏者。フルトヴェングラーの勧めで指揮をはじめ、ビルバオ交響楽団を指揮した後、ザルツブルク・モーツァルテウムで室内楽を教え、1990年代にはプラハのスーク室内管弦楽団の指揮者を務めました。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1-3. ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K. 450
1. I. Allegro
2. II. Andante
3. III. Allegro
4-6. ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
カデンツァ...ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
4. I. Allegro
5. II. Romanza
6. III. Rondo. Allegro assai
【演奏者】
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
シュトゥットガルト放送交響楽団
アントワーヌ・ド・バヴィエ(指揮)
録音:MONO1
956年7月11日(ライヴ)
Ludwigsburg Festival(ドイツ)
総収録時間:53分
ARTURO BENEDETTI MICHELANGELI / アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
イタリア出身のピアニスト (1920-1995)