R.シュトラウス: アルプス交響曲 (2種) (SACD)

TAKASHI ASAHINA 朝比奈隆

SACDハイブリッド盤・2枚組 / タワーレコード企画商品・限定販売

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5,500円(税込)

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  • 限定品
レーベル
タワーレコード(CLASSIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
組数
2
規格番号
OVEP00027
通販番号
1008775691
発売日
2023年12月20日
EAN
4526977320270
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商品詳細情報

※こちらはタワーレコード様企画の限定販売商品です。タワーレコード様店舗およびWEBでの限定販売が解除されるまでは、弊社にて新品のお取り寄せを承ることは出来ませんので、何卒ご容赦ください。
なお、限定販売が解除されますのは、発売から数ヶ月ないし半年以上経過してからになりますが、生産数に限りがあるセット物などは限定解除前に完売となってしまう場合もございます。あらかじめご承知おきください。

朝比奈隆生誕115年企画。
朝比奈、最愛のレパートリーの新旧盤、初のカップリング!
海外のオーケストラでの客演でも知られた「アルプス」交響曲を2種収録。
増田良介氏による新原稿、金子建志氏と宇野功芳氏による初出時解説を再録し最新復刻。
今回の復刻のために新規で江崎友淑氏がマスタリング。
シリアル・ナンバー付700セット限定盤!

★「アルプス交響曲」が朝比奈隆最愛のレパートリーであったことは、ファンなら周知の事実。全国のプロオーケストラから選抜された91年旧盤は、「楽員のプロフェショナリズムと献身的な団結心が完全にからみあい、稀に見る熱演が誕生」(金子健志氏ライナーノーツより)であり、「世界の名オーケストラのCDが並んでいる中にあっても、彼の共感に満ちた指揮ぶりは異彩を放つ」(宇野功芳氏ライナーノーツより)という新盤、どちらも雄大なパノラマ的世界が眼前に広がります。増田良介氏による巻頭新原稿、オリジナル旧原稿再掲出、2023年江崎友淑による新マスタリング、緑色レーベル仕様などでお聴きいただく、朝比奈ファン必聴の聴き比べアルバム!

これまでタワー企画盤では主にアニバーサリー企画として、複数レーベルの音源復刻を多く取り上げてきました。最近では初期CDスペックから最晩年までの音源を最新でSACDハイブリッド盤で機会が多く、主要な録音を多くリリースしてきた実績があります。オクタヴィア・レコードとの一連の復刻企画ではキャニオン クラシックス音源からの再発を主に行っており、当時の制作陣による正統的な最新復刻を行ってきています。今回は生誕115年企画として、従来の企画に漏れていながらも重要な録音、特に廃盤や生産中止となっている稀少音源のなかから、熱烈なファンの方々含むリスナーからのご要望を受けた重要なアルバムを最新で復刻することに至りました。今回のタイトル含め、後日2タイトルの計4作を発売いたします。

朝比奈の「アルプス交響曲」の音源はこれまで市販で4種残されています。演奏自体は大きく分けて7度、計12回演奏したと思われますが(今回の解説書の増田氏により詳しく記載されています)、編成が大きい特別な曲ということもあり、節目の機会に演奏されたケースが多いようです。4種の音源のうちの2種はドイツのオケであることも貴重で、元々指揮をするきっかけとなったエピソードには驚かされるとは言え、曲そのものが朝比奈と相性が良かったことも重要な要素でしょう。今回の復刻ではあえて晩年の2種の音源をカップリングしました。特別な機会の特別な曲、という意味において単独というより時期の隔たりやオーケストラの違いも含め、その"縁"にも触れていただきたいという意図があります。その"縁"とは元々1991年の演奏会の折に聴衆の中に居たシカゴ響の総裁、ヘンリー・フォーゲル氏の目にとまったことで2度にわたるシカゴ響定期に招かれたということ、そしてDISC2の1997年の大阪フィル創立50周年記念演奏会には、シカゴ響への客演が機会となって、当時首席ホルンのデイル・クレヴェンジャー氏(2022年逝去)が1番を吹いたというトピックです。この曲に限らずR.シュトラウスのホルンパートは難曲である一方で聴かせ所も多くあり名手の腕の見せ所ではありますが、このように名立たる奏者が単独で日本のオケに加わり、音源が残されるというケースは稀かも知れません。参考までに1992年にザイフェルトやハウプトマン含むベルリン・フィルハーモニー・ホルン・カルテットのメンバーが札幌交響楽団の定期に加わり、同じくアルプス交響曲を吹いたという記録は残っています(その後東京でカルテットの単独アルバムを収録)。いずれにせよクレヴェンジャーの大きな音と統率力で、より強力な演奏が成されたことは言うまでもありません。特別な演奏会での特別な記録と言えるでしょう。そして、1991年の演奏では臨時編成とは言え後年と同様に朝比奈による落ち着いたテンポ感とスケール豊かな壮大さが、高音質化によりさらに際立ちます。2種共に演奏時間が57分代は既存の多くある録音のなかでもかなり長い方であり、40分台半ばでの演奏も他の指揮者の音源ではありますので、この振幅の深さは朝比奈独特と言えるのではないでしょうか。朝比奈には同曲異演盤が多いなか、評価の高いこれらの演奏の聴き比べもまた貴重です。

今回の復刻では元々キャニオンクラシックス時代にこれらの録音を手掛けた現オクタヴィア・レコードの平井氏、プロデューサーとしてクレジットされている江崎氏両名による最新復刻ですので、当時の雰囲気を十分に残しつつ、最新の機材と技術により高音質化&マスタリングを行いました。まさに最も相応しい布陣による正統的な復刻がされています。今回の解説書は、序文に増田良介氏による新規序文解説を、さらに初出時の金子建志氏、宇野功芳氏他の序文解説と曲目解説を、一部加筆修正を行った上で収録しました。シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。
(タワーレコード)

※タワーレコード限定販売
※SACDハイブリッド盤
※世界初SACD化
※限定700セット。スリムケース仕様
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、ケースの裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2023年最新マスタリング音源使用。 (マスタリング・エンジニア:江崎友淑氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:増田良介氏(新規序文解説)、金子建志氏、宇野功芳氏他による初出時解説&曲目解説(一部加筆修正)を掲載、解説書合計22ページ

【収録内容】
リヒャルト・シュトラウス: アルプス交響曲 (2種)

[DSIC 1]
1. アルプス交響曲 作品64


[DISC 2]
2. アルプス交響曲 作品64

【演奏者】
オール・ジャパン・シンフォニー・オーケストラ (1)
大阪フィルハーモニー交響楽団 (2)
朝比奈 隆(指揮)

【録音】
1991年10月30,31日、東京芸術劇場にて収録 (1)
1997年4月26日、大阪・フェスティバルホールにて収録 (2)

【Original Recordings】
Executive Producer: Hiroshi Hirai、 Producer: Tomoyoshi Ezaki
Recording Director & Recording Engineer: Yukio Kojima、 Assistant Engineer: Takako Yanagisawa

【マスタリング・エンジニア】
江崎友淑(Tomoyoshi Ezaki)

【原盤】
キャニオンクラシックス