スウェーデン・ロマンティシズムの巨人
クット・アッテルベリの協奏曲2作品をカップリング
スウェーデンの作曲家、音楽評論家クルト・アッテルベリ(1887-1974)。9曲の交響曲をはじめ、5曲のオペラ、劇音楽、協奏曲などたくさんの作品を残していますが、実は彼は職業音楽家ではなく、ストックホルムの特許局の職員というのが本職でした。また1923年にはスウェーデンの著作権教会を設立し、この国の作曲家教会と、著作権協会の会長を兼任するという多忙な日々を送ったことでも知られています。
この2つの作品は、多忙な日々を送っていた頃に書かれた作品で、意欲的な作風に彩られていますが、残念ながら当時の聴衆には理解が難しかったようです(ホルン協奏曲は、もともとチェロ・ソナタとして作曲されたものです)。
とは言え、現代の耳の肥えた聴衆には、交響曲をはじめとした彼のいささか風変わりな音楽は好感を持って迎えられていることもあり、この協奏曲も楽しんでいただけることは間違いありません。 (ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
アッテルベリ:
1.チェロ協奏曲 ハ短調 Op.21(1917-1922)
2.ホルン協奏曲 イ長調 Op.28(1926)
【演奏者】
アリ・ラシライネン(指揮) ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
ニコライ・シュナイダー(チェロ) [1]
ヨハネス=テオドール・ヴィーメス(ホルン) [2]
ARI RASILAINEN / アリ・ラシライネン
フィンランドの指揮者
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ATTEBERG: CELLO CONCERTO / HORN CONCERTO
1,200円(税込)
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