ON MY NEW PIANO

DANIEL BARENBOIM ダニエル・バレンボイム

  • CD
  • 売切
  • (注文不可)

2,200円(税込)

※5,000円(税込)以上買うと送料無料！新品でも中古品でもOK！

ご注文できません
ウォントリストに追加
レーベル
DGG (DEUTSCHE GRAMMOPHON GESELLSCHAFT)
国(Country)
GER
フォーマット
CD
規格番号
4796724
通販番号
DIN161014-28
発売日
2016年11月11日
EAN
0028947967248

  • LINE
  • メール

商品詳細情報

バレンボイム考案の新方式による
グランド・ピアノでの初録音
《On My New Piano》

バレンボイムは、2011年にフランツ・リストが使用したグランド・ピアノのリストア・プロジェクトに参加した際、グランド・ピアノの構造を詳しく調べていくうちに、弦の張り方を変更することでグランド・ピアノの音質が飛躍的に変わるという発想を得ます。この考えを元にピアノ職人のクリス・メーン氏と共に製作を進めたのです。従来型のグランド・ピアノの場合、低音域と中音域の弦を左右に交差させているため、交差している上の弦と下の弦との間で干渉を起こし、音が濁ってしまうのです。
そこで、すべての弦が平行にパラレル(ダブルブリッジ)に張ることによって、交差を避けることで、従来型ピアノに比べて抜本的な音色の改善を図ることに成功しました。19世紀後半にC. F. セオドア・スタインウェイによって確立された現代のグランド・ピアノは、当時の技術で平行に弦を張るための長いプレートを鋳造することは難しかったため、弦を交差させる構造となっており、その後の技術が発達してもピアノの構造を元から変更しようとするピアノ・メーカーは出現することなく現代に至っていました。それ以前のフォルテ・ピアノ(歴史的ピアノ)では平行に弦は張られていましたが、その純粋で精細な音、現代ピアノの力強さの両方を持ち合わせたグランド・ピアノをバレンボイムは開発、鍵盤も自らの手に合わせて若干狭く作られているとのことです。バレンボイム自身の演奏で、この楽器の魅力が発揮される作品が選曲されています。 (資料提供:ユニバーサルミュージックIMS)

【収録内容】
[1] D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調K.159
[2] D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.9
[3] D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380
[4] ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調WoO.80
[5] ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
[6] リスト:ワーグナーの舞台神聖祝祭劇『パルジファル』からの「聖杯への厳かな行進」S.450
[7] リスト:『詩的で宗教的な調べ』S.173より「葬送行進曲」
[8] リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」

【演奏者】
ダニエル・バレンボイム(バレンボイム考案の新方式によるグランド・ピアノ)

【録音】
2015年10月、ベルリン、テルデックス・スタジオ