AUDIO/VISUAL

小林大吾

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レーベル
FLY N’ SPIN RECORDS
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
通販番号
100509HH009
発売日
2010年05月12日
EAN
4948722397267
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商品詳細情報

象を一撃でたおす文章の書き方とは?“ヒップホップ以降の吟遊詩人”小林大吾。前作「詩人の刻印」から約2年半ぶりの 3rdアルバムは「立ちすくむ背中をちょんと押す」コンセプト・アルバム風。音・アートワーク・詩、すべてがホームメイドの芸術品!
スキルフルなラップのような、饒舌ながら抑制の効いたポエトリーリーディングのような、上品なソウル・ミュージックのような、その実、そのどれでもあってどれとも違う独特な音楽を奏でる吟遊詩人・小林大吾。評判もセールスも上々な前作「詩人の刻印」から約2年半。多くの人に待たれながらようやくお届けする3枚目のアルバムは、気付けばまるでコンセプトアルバムのような佇まいに。その全体を貫くテーマは、「どうにもならない困りごとに抗う、ひと匙のポジティヴィティ」。日常のふとした場面で私たちの足をすくうかなしみ、いわれのないせつなさ、よるべなさに──つまり、いわゆるブルーズに──小林大吾がちょんと背中を押す音楽を奏でます。もちろん、無責任なことばは使わずに。
彼の優しい声と語り口は、こうしたことを伝えるとき、最大限に効果を発揮します。丁寧に磨き上げたメロウなトラックも、上品な自作のアートワークも同様。そしてなにより、既にあれほど完成されていた詩が、さらに純度を増し、ちょっと他に比べようのないほどの高みにまで達しています。詩人という者は、これほどまでに自在に比喩やレトリックを操れるのか! ため息をつくばかりです。
このアルバムで正真正銘、小林大吾はひとりのアーティストとしてのアイデンティティを確立しました。ひょっとすると、いまの基準から見れば、ポップ・ミュージックと呼ぶにはあまりに大衆的でないのかもしれない。しかし優れた文学や詩や映画がそうであるように、時代や国籍を超え、ある種の人々にとっては何物にも代え難い、ある種の救いとなるような、そんな作品が生まれたと確信します。言い換えれば……「歴史的名盤の誕生」ってやつかも!疑うならぜひ、あなたの耳と目で確かめてみて下さい。
(ライター/「オーディオビジュアル」ディレクター 古川 耕)

ソングリスト

  • 1. アビリーンまで何マイル?/how many miles to Abilene?
  • 2. 処方箋/sounds like a lovesong
  • 3. ファンシーデラックス/L’Oiseau bleu
  • 4. 椅子の下の召使い/four chairs
  • 5. 青ナイルのほとりで/the hunting of the S
  • 6. 象を一撃でたおす文章の書き方/giant leap method
  • 7. 鍛冶屋の演説/mr. Blacksmith advocates
  • 8. 火焔鳥451/by the time I get to (see the) phoenix
  • 9. 真珠貝亭の潜水夫たち/pearl divers
  • 10. ジャグリング/jugglin’
  • 11. いまはまだねむるこどもに/the lighthouse
  • 12. 線を引く音/afterhours
  • 13. テアトルパピヨンと遅れてきた客/theatre papillon