USヒップホップ名門レーベルSTONES THROWよりリリースされた前作『BOLEROS VALSES Y MAS』も大好評だった鬼才フランキー・レジェス待望の2NDアルバム。このフランキー・レジェス、音楽的になかなかの曲者で。ヴィンテージ・キーボード名器、オーバーハイム・シンセ(エレクトーンや電子ピアノ&オルガンにも通じる音色)一台で、ラテン・ボレーロ・スタンダードからオリジナル曲までを奏でる異能の才人。これぞまさしく21世紀のディック・ハイマンと呼べる唯一無二の存在感で、ニューエイジ的先鋭さと天然温泉かけ流し的エコー処理が見事に絡み合う、ラテン・モンド・ミュージック異色の傑作が誕生した。平日の昼間にこのレコードを聴いてしまうと完全に労働意欲がなくなるのでご注意を!
