ほぼ完成していたトラックから、簡素なスケッチ的デモまで様々な種類の曲を収録。PETER BRODERICKが中心となり、現代のミュージシャンが元のトラックにプロダクションを追加しています。自身もARTHUR RUSSELLのカヴァー集をリリースしているPETER BRODERICKだけに、元の音源の魅力を損なうことなく美しく愛情あふれるアレンジが実現。今まで日の目を見ることがなかったフォーク・スタイルの楽曲、DINOSAUR Lを思わせるニューヨーク・ロフト・スタイルなアウトサイダー・ディスコ、いずれもポップとアヴァンを自在に行き来するARTHUR RUSSELLらしい楽曲が並びます。ファンにとっては2008年の彼のドキュメンタリー映画「WILD COMBINATION: A PORTRAIT OF ARTHUR RUSSELL」の劇中で披露された"YOU DID IT YOURSELF"がようやくフルサイズで聴けるだけでも「買い」と断言できるでしょう。