イギリスが生んだオルタナティヴ・ロックを代表するバンドにして、常にシーンに刺激を与え続ける起爆剤的バンド、プラシーボ。全世界で1,300万枚を超えるセールスを記録する彼らが完成させた、前作より実に約9年振りとなる超待望の最新作『NEVER LET ME GO』が、2枚組アナログ盤でも登場!
◆1994年にロンドンで結成し、1996年にデビュー、ブリットポップ期真っ只中のデビューでありながら、ブリットポップとはまったく違う方向性を持ったサウンドで、アンチテーゼとしての存在感を確立、現在までに全世界で1,300万枚のアルバム・セールスを記録する、オルタナティヴ・ロックの代表格的バンド、プラシーボ。英国ミュージック・シーンに強い変化をもたらす道を切り開き、後に続く世代のバンドを刺激し続ける彼らが、2013年発売の前作『LOUD LIKE LOVE』より実に約9年振りとなる、通算8作目の最新作『NEVER LET ME GO』を完成させた!
◆人類の状態を記録する偉大なる巨匠であるプラシーボは、その欠点と美しさの両方を検証していくユニークな方法で、2021年に肥沃な土壌を見出したのだ。パンデミックや、不寛容、分裂、テクノロジーの飽和、差し迫った環境的大惨事の風景の中に這い出てきた彼らが放つ声は、現代の論説においてあまりに重要であり、ここに語られる物語を世界に向けて発信するのにこれほど適したものはない、と言えるだろう。今回アルバムの情報と共に彼らが世界に向けて発信した最新曲「Surrounded By Spies」では、静かに燃え盛る炎のような磁力を持って、人間の自由を侵害するものに強烈な一撃を与えている。ブライアン・モルコによる巧みな叙情的表現と、忍び寄る閉所恐怖症的な感覚が融合し、周囲の壁がまるで迫ってくるかのような感覚がここに存在しているのだ。