■ヴァーモント州ブラトルボロ在住のソングライター、Chris Weismanとの共作による作品。 ミルズは、ベーシストのピノ・パラディーノとの共演で絶賛された2021年にリリースされた前作『Notes with Attachments』を制作しているときに友人を通じてワイズマンを知ったという。作曲家/ジャズ・ミュージシャン/コンセプチュアル・アーティストとして活躍するワイズマンは、わずか10年の間に35枚以上のアルバムを発表している。ミルズはすぐに連絡をし、二人はすぐに電子メールを通じて材料の共同制作を始めた。最初のプロジェクトは、Amazon Primeの評価の高い限定シリーズ「デイジー・ジョーンズ&ザ・シックスがマジで最高だった頃」のための楽曲だった。ミルズはこのシリーズのエグゼクティブ・ミュージック・ディレクターおよび主要なソングライターとなり、番組ーおよびそれに付随する劇中バンドのレコード「オーロラ」のすべてのオリジナル曲を書き、プロデュースも担当。彼はシンガーソングライターでギタリストのワイズマンと密に協力し、他の称賛されたミュージシャンたちとも緊密に連携して作りあげたという。
■そして2022年春に本作品を制作。エンジニアであり、ミルズと頻繁にコラボレーションしているジョセフ・ロージ(ボブ・ディラン、フィービー・ブリジャーズ)が録音と共同ミキシングを担当した。 ミルズとワイズマンは、ワシントン州のゴージ・アンフィシアターで6月10日に開催される20年ぶりのジョニ・ミッチェルのライヴに参加するのを機に、Blake Mills Featuring Chris Weisman Tourが西海岸の一部都市でスタートし、本作品の楽曲と、彼らの様々なキャリアの中から選りすぐりの楽曲を演奏する予定とのこと。
■グラミー賞受賞者/グラミー賞プロデューサー・オブ・ザ・イヤーに2度ノミネートされたブレイク・ミルズ(1986年生まれ)は、高い評価を得た4枚のソロアルバムをリリースし、Fiona Apple, Alabama Shakes, Phoebe Bridgers, Perfume Genius, Moses Sumney, Bob Dylan, Laura Marling, Cass McCombs, Weyes Blood, Randy Newmanといったアーティストとの競演経験がある。2020年にリリースされたアルバム『Mutable Set』は、Pitchforkから「優しい夢のように潜在意識の中を漂うハスキーなコレクション」と賞賛され、Best New Musicを獲得した。直近では、Amazon Primeリミテッド・シリーズのドラマ、「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」のエグゼクティブ・ミュージック・プロデューサーおよびチーフ・ソングライターを務めている。 クリス・ワイズマン(1975年生まれ)は、ヴァーモント州ブラトルボロ在住のソングライター。彼の数十枚の自作ソロ・アルバムは、高揚したメロディ、野生の詩、過剰なハーモニー、ジャズ・ソロの万華鏡のよう。「Nonmusical Patterns and their Musical Uses (for Guitar in Standard Tuning)」の著者であり、「Inverted Tuning」の発明者であり、ニュー・イングランドの超越主義ヒッピータイプの即興演奏集団であるIntangible Shirt Companyの活動メンバーでもある。
