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デビュー以来、一極集中的にロックの先を突き詰めているブライトン出身のロック・デュオ、ロイヤル・ブラッド。アツさとクールさが共存する“ヘヴィなのに踊れるロック”でファンを熱狂の渦へと煽動してきた彼らが、新たなる音的領域へと踏み出す――!
3作連続全英アルバム・チャートを達成してきた二人の新作スタジオ・アルバム『BACK TO THE WATER BELOW』遂に完成!
■ デビュー以来、一極集中的にロックの先を突き詰めているブライトン出身のロック・デュオ、ロイヤル・ブラッド。獰猛なリフにロックの咆哮とソウルフルなファルセットを織り交ぜたヴォーカル、轟くビートにタイトなリズムが生み出すグルーヴーーそこにダンサブルな要素が加わり、アツさとクールさが共存する“ヘヴィなのに踊れるロック”でファンを熱狂の渦へと煽動してきた彼らが、嵐を起こした前作『TYPHOONS』以来、約2年振りとなるスタジオ・アルバムを引っ提げ、シーンに戻ってきた!
■ 曲を作り、演奏することに情熱を傾けてきたMike Kerr / マイク・カー(Vo, Bass)とBen Thatcher / ベン・サッチャー(Drums)からなるロイヤル・ブラッド。生涯の友二人によって2013年に結成されたこのロック・デュオは、初めてのレコーディングに掛けた費用である僅か300ポンドを如何にして取り戻そうと考えていたところからたったの1年で、全英アルバム・チャートの頂点を制しただけでなく、グラストンベリーで大旋風を巻き起こし、BRITアウォードのベスト・ブリティッシュ・グループ賞を受賞するまでになった。
■ これまで発表してきたスタジオ・アルバム全3作が全英1位を獲得してきた彼らは、結成当時からずっと独立性と独自性を貫き続けているが、その中心にあるのは、固い友情と直感的なミュージシャンシップだ。ビッグ・ネームのソングライターらの手を借りることなく、自分たちだけで自分たちの音楽を作り上げることに専心し、ハード・ワークに並外れたソングライティング、激烈なライヴ・パフォーマンスにちょっとした幸運によって成功を掴んできたロイヤル・ブラッドの二人だが、その独立精神は、最新作でも貫かれている。否、そのアティテュードは一層極まっていると言えるだろう。通算4作目のスタジオ・アルバムとなる最新作『BACK TO THE WATER BELOW』で彼らは、初めてアルバム全てのプロデュースを自ら手掛け、外部の影響や騒音に邪魔されることなく、何かが閃いたらすぐにブライトンにある自分たちのスタジオで曲作りができるという自由さの中で制作することができたという。
■ アルバムからのリード・シングル「Mountains at Midnight」は、ロイヤル・ブラッドのプロトタイプに過給式エンジンを積んだような突進力のある1曲だ。マイク・カーがベースのみで作り上げる独創的な重量感あるウォール・オブ・サウンドとベン・サッチャーの刻むリズムが雄大なグルーヴが聴くものを圧倒するこの曲は、間違いなくファンが期待していたサウンドだと言えるだろう。しかし、ニュー・アルバムはそれだけではない――前作『TYPHOONS』で彼らが確立したタイトでダンサブルなリズムのロックンロール・サウンドを全面に出した「Shiner In The Dark」から、90年代のオルタナ・ロックや後半部分のピアノの響きによって増幅されるサイケデリアな要素をとりいれた「The Firing Line」、さらに「Pull Me Through」は、ライヴの人気曲「All We Have Is Now」(『TYPHOONS』収録)でファンが熱狂した哀愁のピアノで完全な結末を迎える。この他にもライヴの盛り上がりの幅を広げ、ロイヤル・ブラッドの激烈な重低音ロックの音圧を増幅させるような楽曲がアルバムにはずらりと収録されているという。
■ かつて大御所リック・ルービンから、ロイヤル・ブラッドを定義付けるのは、ジャンルでも、彼らが演奏する楽器でもない、ただ二人の友人が生み出すユニークなケミストリーであるとアドバイスを受けたという、唯一無二のロック・デュオ。年代もののワインのように時間をかけて極められた未知の音楽的領域が『BACK TO THE WATER BELOW』で実現する!
ROYAL BLOOD / ロイヤル・ブラッド
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BACK TO THE WATER BELOW [CD]
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