3,135円(税込)
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ドゥヴィ・エルリー~ザ・ライヴ・アーカイヴス・イン・フランス
【収録内容】
(1)ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21(第 3 楽章カット)
(2)J.S. バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023
(3) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第 5 番 ヘ長調「春」Op.24
【演奏者】
ドゥヴィ・エルリー(ヴァイオリン)
(1)マニュエル・ロザンタール(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
(2)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(チェンバロ)
(3)ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
録音:(1)1956 年 5 月10日、(2)1961 年 12 月18日/フランス国立放送局内スタジオ(パリ)【モノラル/公開収録】
(3)1981 年 3 月5日/メゾン・ド・ラ・ラジオ内スタジオ106【ステレオ/公開収録】
Previously unissued recordings
Licensed by INA
フランス国立視聴覚研究所(INA)からのライセンスでディスク化を進めているスペクトラム・サウンド好評シリーズ「ベルアーム」。当アルバムはフランスの名ヴァイオリニスト、ドゥヴィ・エルリーの正規初出音源でラロのスペイン交響曲、J.S. バッハのヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV1023、そしてベートーヴェンのスプリング・ソナタです
1955 年にロン = ティボー国際音楽コンクールで優勝し、ソリストとしての活動を始めたエルリー。同年初来日を果たし、日本の聴衆にも情熱的な演奏を届けました。ヨーロッパを中心とした演奏活動の傍ら、1960 年代後半にはマルセイユ音楽院の教授に、また 1982 年にはパリ音楽院の教授に就任し、後進の育成にも力を注ぎました。
商業録音が極めて少ないエルリー。そのため、INA に保管されている放送用の公開収録音源は非常に貴重です。ラロのスペイン交響曲はロン = ティボー優勝の翌年、1956 年の演奏。完璧といえるテクニックと自由な歌いまわしはエルリーならでは。名指揮者マニュエル・ロザンタールの好サポートを得て堂々たる演奏を聴かせます。最終楽章の最後の一音を待たずに熱狂的な聴衆の拍手からも熱演であることが感じられます。
チェンバロ奏者ロベール・ヴェイロン=ラクロワとのバッハのホ短調のソナタでは抒情的な歌わせ方で弾き、ブリジット・エンゲラーとのスプリング・ソナタでは音楽的対話を楽しむように演奏しております。今では聴くことのできない 20 世紀の大ヴァイオリニスト、エルリーが奏でる美音をご堪能ください。
※日本語解説はつきません。
(キングインターナショナル)
DEVY ERLIH / ドゥヴィ・エルリー
フランスのヴァイオリン奏者 (1928-2012)