地表に蠢く音楽ども

竹田賢一

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レーベル
月曜社
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
通販番号
JZ130705-01
発売日
2013年07月05日
EAN
9784865030037
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商品詳細情報

■四六判(タテ190mm×ヨコ130mm)上製504頁
アンダーグラウンド音楽シーンに絶大な影響を与えてきた稀有なイデオローグ/オルガナイザー、待望の初評論集! 巻末に書誌(年代順発表テクスト一覧)、人名および事項索引を完備。解説:細川周平「1Q68の長い長い余波」。別刷8頁付録栞:坂本龍一「竹田賢一」(再録)、佐々木敦「困難と悦び」、高橋悠治「死んだ歴史、ではなかった」、土取利行「ケンちゃんの耳は」、中原昌也「再び生きる喜びを」、町田康「とてもとても大切な本」。

帯文より:「音が鳴って、音を聞いて、音を書いて、音を呼んで、そして音を知る! 竹田賢一の鼓膜は、前衛銀河の鼓動に共鳴している!」(宇川直宏)。

主な目次:I 立ち止まらないサウンドの彼方に/自律性から解き放たれた音楽/民族音楽の栄養分析/〈学習団〉1・20総括◆II 「ジャズの十月革命」を吹き抜ける大雑把な十一小節/錬音術の用語索引――フュージョン・ミュージックの分析/「ロフト・ジャズ」の測量教程/ブラック・コンテンポラリー・ミュージックの栄光と悲惨◆III~IV ディスク批評[世界的蓄音盤ほか]◆V 〝内容〟と〝形式〟を兼ね備えた真の前衛――ヘンリー・カウ/実験室的な模索を続けるライヴハウスの周辺――〈マイナー〉を中心にしたフリーな活動/ビフォー・アンド・アフター・イーノロジー――ブライアン・イーノの本質と役割/ドゥルッティ部隊は死なず/〈現−瞬間〉として ケージと音楽パフォーマンス/パンク以後/パンク前後

竹田賢一(たけだ・けんいち)1948年、東京生まれ。坂本龍一と「学習団」、カテゴリーを越境した即興演奏集団、反ポップ・バンド「A-Musik」などを結成し、実践活動に入る。一方、1975年、間章のすすめで、『ジャズ批評』『ジャズ』誌で音楽批評を開始。以降、ライナーノーツ、雑誌での執筆活動は多岐にわたる。広い視野での実践活動、批評などで、ミュージシャン、オーディエンスに影響を与えてきた。共訳著に『インプロヴィゼーション――即興演奏の彼方へ』(デレク・ベイリー著、工作舎、1981年)、『サウンドの力――若者・余暇・ロックの政治学』(サイモン・フリス著、晶文社、1991年)がある。(新譜案内より)