- 試聴可能
- 通販番号
- 1001392271
- 発売日
- 2011年05月18日
- EAN
- 7798010670612
商品詳細情報
ペドロ・アスナールが認めるフォルクロリック・ジャズ稀代の女性シンガー、ロサーナ・アメーが放つ王道フォルクローレへの回帰作。モノクローム的な背景で綴られる、鎮静と咆哮の絶品アルゼンチン・エクセレンス。
アルゼンチンで今もっとも聴くべき歌手は誰か?と問われれば、このロサーナ・アメーを挙げる人は多いであろう。かのペドロ・アスナールのPRODで2枚のアルバムをリリース。いずれもネオ・フォルクローレ作品の名盤として、いまだに根強い人気を誇っている。アルゼンチンきっての名手達と繰り広げる会話のようなセッションで綴られる親密なフォルクローレ、ジャズ。そして前作ではフィンランド・ジャズを題材に取り上げるなど、多彩な音楽性を自らの表現にまで高めうるアーティスト・シップの高さと、力強くも決して仰々しいところのないヴォーカル・テクニックを持ち合わせた才人。それがロサーナだ。そんな彼女の新作は、Pedro Aznar, Guillermo Klein, Adrián Iaies, Manolo Juárezらがゲスト参加した王道フォルクローレ・アルバム。今の彼女をあますことなく表現した素晴らしい作品となった。
冒頭曲から唯一無二な世界観が広がる。弦楽四重奏とボンボ(フォルクローレ・パーカッション)による荘厳な室内楽的伴奏で、フォルクローレの偉大なる作曲家チャチョ・エチェニケの代表曲を披露。管楽器アンサンブルとピアノにより現代的にアップデートされたアタウアルパ・ユパンキ#3、ピアノとのデュオで綴られるエドゥアルド・ファルー#4なども惚れ惚れするような素晴らしさだが、アーシーなリズムを取り入れたジャズとの不思議な邂逅の#6は序盤のハイライトだ。独特の空気を有しながら、そのまま頂点へと向かっていく展開の妙は、彼女の新しい表情を誘発している。その空気を保ったまま綴られる#7、そしてハーモニクスを多用したギターが緊張感を緩和するように心を鎮める#8といったオリジナルを挟み、後半のハイライト、重厚なボンボとアコースティック・ギターで綴られるペドロ・アスナール曲#9へ。嬉しいことにペドロ本人が参加。デュオで伸びやかな歌声を披露している。フォルクローレ・ジャズ第一人者エドゥアルド・ラゴス曲を現代的にアップデートした#11は、複雑な複合リズムとサックスの咆哮が自在に絡み合う熱演である。
それぞれの楽器が自在に絡み合い主張を重ねる中で、まるで根を張るようにじっくりと美しい歌詞を紡いでいくロサーナの世界。圧巻の一言である。
LABEL WEB SITE
レビュー担当:Jazz TOKYO 江利川侑介
ソングリスト
Disc 1
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1. Dona Ubenza
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2. La sombra
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3. Piedra y camino
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4. La nostalgiosa
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5. Abandonada
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6. El arriero
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7. Hijos de nadie
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8. Inocencia
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9. La volvedora
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10. Cartas de amor que se queman
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11. La oncena
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12. La nochera
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