- 通販番号
- 1009036991
- 発売日
- 2025年05月12日
- EAN
- 9784845925018
商品詳細情報
サウンドアートを代表するアーティスト、フランソワ・バシェによる「音響彫刻」入門書
バシェ自身のテキストと、ユーモラスなイラストからなる独創的でユニークな、小さな” サウンド・エデュケーション”。
「音響彫刻」とは、バシェ兄弟によって考案・制作された、楽器であり彫刻でもある、音の鳴るオブジェのこと。本書は1992 年にフランソワ・バシェによって著された音響彫刻の入門書である。
前半では、音や振動、素材ごとの音の特性など、音響学の基礎知識が、ユニークなエピソードともに解説される。後半では、音響彫刻を作るために大切な動力学の基礎と、実際の素材を例にした制作ノウハウが紹介される。
自分でつくるための幅広いヒントが満載の、楽しい音響彫刻入門。
坂本龍一をも魅了し、再注目されるバシェの音響彫刻
2013 年に音響彫刻の修復プロジェクトが開始したことに端を発し、2015 年に東京国立近代美術館にて企画「フランソワ・バシェ音響彫刻の響き」、2018 年と2020 年には川崎市岡本太郎美術館にてバシェ音響彫刻の展覧会が開催された。また、2017 年には作曲家の坂本龍一がバシェの音響彫刻を用いて楽曲を制作・演奏し、アルバム『async』に収録している。映画音楽にも影響を与えており、ジャン・コクトー監督『オルフェの遺言』(1960)、黒澤明監督『どですかでん』(1970 )のほか、2024 年のエドワード・ベルガー監督『教皇選挙』では、音響彫刻《クリスタル・バシェ》が楽曲に使用され、2024 年度のアカデミー賞作曲賞にもノミネートされている。以上のように、現代においてもバシェの音響彫刻はその独創性やユニークさによって、美術家、演奏家、作曲家、音楽学者などをいまなお惹きつけてやまない。
フランソワ・バシェ(François Baschet)
彫刻家をめざしていたフランソワ・バシェは音響エンジニアの兄 ベルナール・バシェ(Bernard Baschet)と兄弟で音響の研究をし、1952 年頃からたくさんの実験的な音響彫刻を創った。その精神は芸術+ 科学+ 一般参加。自己表現のための芸術ではなく、幼い子供や一般の人が触れて音を出すことができる開かれた作品づくりをした。ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)、ナショナル・ギャラリー(ベルリン)、装飾芸術美術館(パリ)、など世界各地で展覧会が開催され、たくさんの音響彫刻を世界各地に残した。
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