SOUNDCITY JOBURG - SOUTH AFRICA'S TOWNSHIP SOUL 1969-1981 (2LP)
V.A. (SOUNDCITY JOBURG) / オムニバス
ラテン・ブラジル・ワールドミュージックアフリカ音楽の最後の空白地帯、タウンシップ・ソウルの全貌を紐解く画期的コンピレーション
- 通販番号
- 1009318029
- 発売日
- 12月下旬入荷予定
- EAN
- 4260126062283
- 組数
- 2
商品詳細情報
アフリカ音楽の最後の空白地帯、タウンシップ・ソウルの全貌を紐解く画期的コンピレーション
アフリカ音楽に詳しいリスナーでも、タウンシップ・ソウルというジャンルを耳にしたことがある人は少ないのではないだろうか。ここ15年ほどでようやく注目され始めたものの、いまだ断片的にしか知られていない。その空白を埋めるべく、今回Analog Africaは20年以上にわたって収集してきた貴重な音源を、豪華なブックレットとともにリリースする。
まずは「タウンシップ」とは何かを簡単に説明しておきたい。タウンシップとは、南アフリカにおけるアパルトヘイト時代とそれ以前の人種隔離政策のもとで、黒人など非白人が住むよう指定された都市周辺の居住区のことだ。1950年の集団地域法によって都市は人種ごとに区画され、黒人はタウンシップへ強制移住させられた。パス法で移動も厳しく管理されるなか、ANC(アフリカ民族会議)や、そこから分かれたPAC(パン・アフリカニスト会議)が抵抗運動を展開し、それは次第に大規模な反アパルトヘイト運動へと発展していった。しかし1960年のシャープビル虐殺事件、ANCとPACの非合法化、そしてリヴォニア裁判によるマンデラら指導者たちの投獄によって、運動は弱体化。1960年代後半の南アフリカでは、表立って異を唱える声はほとんど聞こえなくなっていた。
この沈黙の中から生まれたのが、スティーヴ・ビコらによる、かの有名な黒人意識運動(Black Consciousness Movement)である。「Black is Beautiful」のスローガンのもと、自らの内に植えつけられた劣等感から解き放たれることを願うタウンシップの若者たちは、同時代の世界中の若者と時を同じくして、イギリス、そしてアメリカの音楽に自分たちの「声」を見出した。とりわけ彼らを惹きつけたのは、公民権運動とブラック・パワーの空気をまとい、黒人の誇りを高らかに歌い上げるアメリカのソウルだった。レコードやラジオを通じて届いたその音を、伝統的なリズムやジャズ、地元のダンス・ミュージックと融合させて生まれたのが「タウンシップ・ソウル」である。
警察による嫌がらせ、パス法、夜間外出禁止令に直面しながらも、若者たちはシビーン(もぐり酒場)やガレージ、家の車寄せ、コミュニティ・ホール、劇場、クラブでタウンシップ・ソウルを演奏し、人気のバンドはスタジアム公演や全国ツアーを行うまでになった。なかでも本作の舞台となるヨハネスブルク(Joburgはヨハネスブルクの愛称)はシーンの中心地であり、ミュージシャンたちはそこで競い合い、互いを高め合った。レコードも数多くプレスされたが、カッターナイフやカミソリ、釘などで盤面を深く傷つけるという悪質な検閲を受けたため、現在まともに再生できるものはごくわずかだそうだ。Analog Africaの担当者は、検閲済みのレコードに針を落とした瞬間を「まるで誰かが針をハンマーで叩いているかのような、とんでもない爆音が鳴り始めた」と振り返る。本作の音源の多くは、隣国ジンバブエで奇跡的に生き残っていた盤から救い出されたものだという。
こうした背景を知ると、タウンシップ・ソウルに「抵抗の音楽」というイメージを抱く人も多いだろう。しかし本作に収録された楽曲は、その多くが甘美なラブソングである。かつてタウンシップの若者たちが遠く離れた国の音楽に自分自身を重ねたように、彼らの音楽もまた、辺境の島国に住まう我々に対して開かれている。貴重な写真や当時の新聞記事、アーティストのバイオグラフィー、アーカイヴ資料を満載した16ページのマガジンサイズ・ブックレット付。すべてのアフリカ音楽ファン、並びにソウルファン必携のアイテムと言えるだろう。
レビュー担当:ラテン商品部
ソングリスト
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1. I Dig Soul Part 1 - Beat Set
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2. How Long? - Dudu And The Big Time Boys
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3. Forget About Him - The Hurricanes
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4. Ibhotsotso Khab'Zela - Amasouls
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5. The Real Mckay - The Soul Prophets
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6. Soweto Sporo - The Suns Of Thunder
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7. Ha Tsatsi Le Tshaba - Kuruhundu
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8. Crazy Baby - Phillip Mallela With J.B. Express
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9. Till We Meet - Sipho Bhengu And His Jets
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10. Todd And Moss - Nzimande All Stars
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11. Take It - Philemon Hamole and Abafana Besimanje
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12. Feel My Soul - Hardways
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13. I Dig Soul Part 2 - Beat Set
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14. Afro Dance - Kenny's Razmataz
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15. Got To Give It Up - The Groovers
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16. Swing Africa - Reggie Msomi & His Jazz Africa
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17. Can You Feel It - Dudu And The Big Time Boys
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18. Kiba - S. Piliso And His Super Seven
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19. Congo's Corner - The Strollers
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20. Tshela Jwala Renwe - Amazimzim
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21. My Last Word - Elite Swingsters
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22. Sana Lwam - The Voodoos
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