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Dragon's Domain Recordsより、多作な作曲家レス・バクスターの広大なフィルモグラフィの中からいくつかのホラー映画の音楽を集めたコンピレーション・アルバム『LES BAXTER: THE HORROR COLLECTION』がリリース!
『LES BAXTER: THE HORROR COLLECTION』には、レス・バクスターが手がけた『バンシーの叫び(原題:Cry of the Banshee)』、『処刑男爵(原題:Baron Blood)』の音楽に加え、AIP制作のTV特番『An Evening with Edgar Allan Poe』からの組曲が収録されています。
1970年にテレビ放送された『An Evening with Edgar Allan Poe』は、伝説的俳優ヴィンセント・プライスがポーの古典短編4作品を朗読する番組で、ケネス・ジョンソン(『バイオニック・ジェニー』『超人ハルク』)が監督を務め、レス・バクスターが音楽を担当しました。この組曲には「恐怖の夜(The Tell-Tale Heart)」、「スフィンクス(The Sphinx)」、「アモンティリャードの樽(The Cask Of Amontillado)」、「恐怖の振子(The Pit And The Pendulum)」のための音楽が含まれています。
1970年公開の『バンシーの叫び』は、ゴードン・ヘスラーが監督、ティム・ケリーとクリストファー・ウィッキングが脚本を手がけ、ビンセント・プライス、エリザベス・バーグナー、エシー・パーソン、ヒュー・グリフィス、サリー・ジーソン、ロバート・ハットン、パトリック・モワー、ヒラリー・ヒース、カール・リッグ、ステファン・チェイス、マーシャル・ジョーンズらが出演しました。
プライスが演じるのは、無慈悲なエリザベス朝の魔女狩り首謀者、エドワード・ホイットマン卿です。彼の魔女団に対する迫害が、恐ろしい超自然的な復讐を呼び覚ますことになります。『バンシーの叫び』では、AIP(アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ)がウィルフレッド・ジョセフスによる当初の音楽を却下したため、アメリカでの劇場公開に向けてバクスターによる新たなスコアが制作されました。弦楽器、打楽器、ピアノが絡み合うギザギザとしたリズムパターン、激しいアクセント、そして不穏な反復は、ホイットマンとその家族に忍び寄る超自然的な力と同じくらい予測不能な音楽的雰囲気を生み出しています。
1972年公開の『処刑男爵』は、マリオ・バーヴァが監督、バーヴァ、ヴィリバルト・エーザー、ヴィンセント・フォートレが脚本を手がけ、ジョセフ・コットン、エルケ・ソマー、マッシモ・ジロッティ、ラダ・ラシモフ、アントニオ・カンタフォーラ、ウンベルト・ラーホ、ルチアーノ・ピゴッツィ、ディーター・トレスラー、ニコレッタ・エルミ、グスタヴォ・デ・ナルド、ヴァレリア・サベルらが出演しました。
『GLI ORRORI DEL CASTELLO DI NORIMBERGA』のタイトルでも知られる『処刑男爵』では、ジョセフ・コットンが邪悪なオットー・フォン・クライスト男爵を演じています。彼の残虐な遺産は、彼の子孫が一族の城に戻り、古代の呪文を朗読したことで目を覚まします。アメリカ市場向けに、AIPは映画を短縮・一部シーンの変更・吹き替え直しを行い、ステルヴィオ・チプリアーニのスコアをレス・バクスターの音楽に差し替えました。バクスターのスコアは、AIP版において最も特徴的な要素の一つです。単にチプリアーニの音楽を保存するのではなく、AIPはアメリカの観客に向けてより露骨に不吉で伝統的なホラー映画のサウンドを提供しました。
テキサス州メシア生まれのレス・バクスターは、デトロイト音楽院、後にロサンゼルスのペッパーダイン大学でピアノを学びました。プロのミュージシャンとしてのキャリアはフレディ・スラックのビッグバンドから始まり、その後メル・トーメ率いるメル・トーンズで歌いました。
バクスターはキャピトル・レコードで編曲家および指揮者としての地位を確立し、ナット・キング・コールを含む主要なアーティストたちと協働しました。1940年代後半には、テルミンを大々的に取り入れた革新的な録音作品『MUSIC OUT OF THE MOON』で、誕生したばかりの「スペース・エイジ」サウンドの先駆者となりました。1950年代には「エキゾチカ」ジャンルの主要な築き手となり、ポリネシア、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの音楽的色彩に着想を得た、豪華でスケールの大きい管弦楽ファンタジーを制作しました。
同時に、バクスターは映像作品においても極めて多作な作曲家でした。彼は最終的に250以上のラジオ、テレビ、映画プロジェクトに音楽を提供し、特にホラーやSF映画の分野で数多くの作品を残しました。アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズとの提携により、『恐怖の振子(原題:The Pit and the Pendulum)』、『H・P・ラヴクラフトの ダンウィッチの怪(原題:The Dunwich Horror)』、『X線の眼を持つ男(原題:The Man with the X-Ray Eyes)』をはじめとする数多くのジャンル映画にスコアを提供しました。
『LES BAXTER: THE HORROR COLLECTION』には、過去にリリースされたもののDigital Outlandのジェームズ・ネルソンによってリマスターされた音源が収録されており、G.B.ケムナーによるライナーノーツも付属しています。限定盤。
<メーカーインフォより>
AN EVENING WITH EDGAR ALLAN POE (1970) M1-M4
CRY OF THE BANSHEE (1970) M5-M8
BARON BLOOD (1972) M9-M13
ソングリスト
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1.The Pit And The Pendulum (7:07)
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2.The Sphinx (5:05)
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3.The Cask Of Amontillado (4:48)
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4.The Tell-Tale Heart (7:09)
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5.Lord Edward Whitman (2:12)
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6.Witches’ Black Sabbath / Summoning The Demon (8:03)
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7.What Is Born In Fire, Dies In Fire (7:16)
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8.Carriage Ride To Hell (2:06)
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9.The Legend Of Baron Blood (4:41)
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10.The Incantation (5:32)
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11.Peter And Eva Go To The Castle / The Summoning (4:35)
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12.Spirits From The Netherworld / The Amulet (4:19)
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13.The Undead Destroy The Baron / Finale (6:27)
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