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これぞカシーフ(KASHIF)の、いや80sコンテンポラリーを代表する1枚!84年リリースのセカンド・アルバムがボーナスを大量に追加し再リイシュー決定!

プロデューサー、サウンド・クリエイターの面でも80年代のコンテンポラリー・シーン最大級の貢献者として誰もが認める存在であるカシーフ。そんな彼がソロ・デビューしたのは83年、そのデビュー作は期待通りの内容で多くのリスナーを喜ばせましたが、それ以上の内容でシンガーとしての地位も確固たる物にしたのはこのセカンド『SEND ME YOUR LOVE』でした。両聖典『U.S.ブラック・ディスク・ガイド』『ブラック・コンテンポラリー・ミュージック・ガイド』双方に掲載されているアルバムはそうありませんが、これも数少ないそんな作品の一つ。昨今ではようやく日本盤もCDリリースされましたが、ボーナスを大量6曲追加した決定盤として今回リイシューされます。

内容についてはもうアレコレいうことはないと思いますが、念のためチャート的なデータを。R&Bチャートでは4位、POPチャートでも51位を記録。シングルとしてはオープニングのファースト・シングル「Baby Don't Break Your Heart」がR&Bチャート6位で最高位を記録しています。しかし、そんな数字以上に記憶に残る作品として多くのリスナーならびに同業者たちから絶賛の声を浴びたこの作品。サウンド・クオリティの完璧さは勿論のこと、既に述べましたがボーカルの充実度が拍車をかけた結果だったのではないでしょうか。「Are You The Woman」といった究極の80sバラッドではデビュー前のホイットニー・ヒューストンも参加。ボーナスも大量に加わった今回が決定盤となるであろう、注目のリイシューです。