4/10(火)DOMMUNEにて、原雅明9年ぶりの新刊刊行記念番組が放送決定!「<ジャズ>が切り取ってきた80年代以降の物語――パンクからクラブ・ジャズ、新伝承派まで」

  • DU BOOKS

2018.04.05

4/10(火)DOMMUNEにて、原雅明9年ぶりの新刊刊行記念番組が放送決定!
 

『Jazz Thing ジャズという何か』刊行記念
「<ジャズ>が切り取ってきた80年代以降の物語――パンクからクラブ・ジャズ、新伝承派まで」
 

日時:4/10(火)19:00~21:00
出演:小林径×原雅明
 

80年代初頭、華々しく復活を果たしたマイルス・ディヴィスは、突然プリンスを褒め称え始めた。
フュージョンも大流行をして、ホーンやピアノの代わりにギターやシンセサイザーがもてはやされ、バンドの主役になった。
一方、アンダーグランドではパンクやヒップホップが勢いを持ち始め、そこからは違うジャズが聞こえ始めてもいた。
そんな握々しく混沌としてもいた時代から始まるジャズを巡るストーリーを、従来のジャズ史とは違う視点から執筆した『Jazz Thing ジャズという何か』は、現在まで繋がる、ジャズという得体のしれない音楽が切り取ってきたものを焙り出したものだ。
 

自分にとって、ジャズは得体のしれない音楽で、アンヴィバレンスな想いを抱かせる音楽であり続けている。
だからこそ、面白くもあり、焙り出したいとも思うのだ。
僕が書き手の立場としてやろうとしたことを、いまDJとしてやっているのが、小林径だと思う。
クラブ黎明期から活躍する東京を代表するDJ/セレクターであり、レア・グルーヴ~クラブ・ジャズのオリジネーターでありつつ、
近年はスタイルを一新させて新たなフィールドへと歩み始めた径さんは、ジャズがどういう音楽なのか、僕よりも遥かに直観的に鋭く感じ取っている。
 

その径さんと本の続きともなる当事者にしか語り得ないコアでディープな対話をしたく、この企画は立てた。
クラブ・ジャズはもちろんのこと、ストレートアヘッドなジャズからその周辺領域、現在進行形の音楽まで、DJと同じく縦横無尽に繰り広げられるトークセッション(そして径さんは話しながら選曲も!)、ぜひ楽しみにしてほしい。
(原 雅明)
 

「得体のしれない現在進行形のジャズという名前でくくられている音楽という怪物の実体を、ありとあらゆるところから本質的なディテールの断片を丁寧に拾い出し組み上げてその実体に迫った極めて野心的な本だ」――小林径
 

DOMMUNE
http://www.dommune.com/
 

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