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日本先行発売 / 日本盤ボーナストラック3曲 (すべて未発表曲)
エドガー・ジョーンズが90年代初頭に率いていた、STAIRSの幻のセカンド・アルバムが遂に! エドガーから届いたコメントによると、 「録音してから長いこと聴きかえしてなかったんだけどさ、 久々に聴いて驚いたよ。過剰な・・・にも関わらず、なんて俺たちは速く演奏してたんだ! って。あの頃、オーティスのウィスキー・ア・ゴーゴーでのライヴ盤を聴き過ぎてたんだろうな。MG'sとの演奏じゃなくて、ロードバンドとのライヴのほう。あれは当時としてはおそろしいくらい速かったんだ。今ではオーティス・ブルーのほうが好きだけどさ...」
1993年に録音されていたにも関わらず、 未発表のままとなっていた幻のセカンド・アルバム 「これ誰? ステアーズだよ」 というタイトルは見事。ファースト―4枚のEPの延長線上とはいえ、大きく異なるこの失われた展開は15年後の今、どう聴かれる? 時はアシッドハウス全盛の 「セカンド・サマー・オブ・ラヴ」 - 90年代初頭。The La's と同時期に登場したステアーズのことをいまだに特別なバンドと語り継ぐ人は多い。なぜなら、彼らのサウンドは結果その後現れる音を予見していたことを歴史が示しているから。その後、リトル・バーリー、ザ・ズートンズ、ポール・ウェラー、ジョニー・マー、ノエル・ギャラガー…といった英国ミュージシャンたちの敬意を集めることになる理由はここにすでにあるといってよいでしょう ! オアシスやプライマルのボビーはこの音源のブートを手に入れてたのでは? と思わせる曲がここには収録されてます (笑)
「シングル 「Weed Bus」 ― 大麻を手に入れることへの感謝を仄めかすオマージュ ― は当時の傑作の一枚であり、今日でもそうあり続ける。1966年のカルフォルニア、美しい時代を表現したものだ。あんなふうに情熱をもって、ザ・チョコレート・ウォッチバンドのスピリットを正しく呼びさますバンドなんていなかったんだよ。一触即発の迫真性を持つウルトラ・ギタリストのゲド・リン、ドラマーのポール・マグワイア、そして純粋な強さと深さのあるエドガーのパワフルなベースと声が、彼らを時代の先端へと導いた。」
「このディスクには想像上のナゲッツのサイド3と4に収録されている、これから世界を揺るがすような曲が収録されている。ザ・ステアーズは現在のリヴァプール・シーンへと続くすべての道の出発点だ。今、街にいるミュージシャン志望の若い子に何がエキサイティングか聞いてごらん。賢い奴らは、ザ・ステアーズと答えるよ。」
STAIRS / ステアーズ