商品詳細情報

※12"
2018年夏、イタリアの小さなレーベルから人知れずひっそりとリリースされていた1枚が入荷。
モロッコの伝統楽器や創作楽器を用いて築かれた自身の音世界・・・限定500枚でアナログリリース。
70年代からリリースを重ねるUKのフリー系レーベルLeo Recordsなど即興やエクスペリメンタルな音楽を発表しているベーシスト、アントニオ・ベルトーニの別名義Ongonの現唯一作がイタリアの小さなレーベルLoup Editionsから500枚限定でアナログ盤リリース。

本作に関するライナーノーツや簡単な説明書きもなく、情報はなんとも土着的な置き物が写されたジャケットのみ。
モロッコの伝統楽器「ゲンブリ」や自身の創作楽器、エレクトロニクスやサンプルなど様々な楽器を用いて築かれ、怪しくも覗きたくなる幻想的な音世界を創り出しています。決して派手ではありませんが、全楽器自身一人で演奏しているためか彼自身のパーソナルな部分を垣間見るようで、ある意味個人作家や宅録音楽が好きな方にも響くのかもしれません。全4曲約20分とトータルでは短いながらも非常に濃密・濃厚な音世界で時間を忘れて聴き入ってしまうマジカルな1枚。是非フルアルバムのボリュームでも聴きたいと思わせてくれます。
デジタルと本アナログ盤でのみのリリース。ミニマルでヒプノティックな音楽が好きな方、シカゴのジョシュア・エイブラムスの世界が好きな方にも大推薦の強烈な1枚。お見逃しなく。

Antonio Bertoni - guembri, electronics, synthesizers, samples, self-built instruments, percussions, guitar.