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※デジパック
グレン・ザレスキ、Sunnyside第三弾
伝統へのリスペクトと知性漂うアレンジによるコンテンポラリー・サウンド
クインテット編成となった新展開
★スタンダードを中心とした第一作、オリジナルを中心とした第二作と、Sunnysideではトリオでのフォーマットで作品を発表してきたグレン・ザレスキのクインテットによる2020年最新作品。
★1987年マサチューセッツ州ボイルストン生まれ。ブルーベック・インスティテュートと、名門ニュースクールに学び、〈コール・ポーター・フェロウシップ・イン・ジャズ〉でファイナリスト、2011年の〈セロニアス・モンク・インターナショナル・ジャズピアノ・コンペティション〉でセミファイナリストに選出され、NYを拠点に活動。2016年に自身のトリオで全国7ヶ所の来日ツアーを成功させたほか、NY在住のヴァイオリニスト大村朋子とも全国ツアーを回っている。
★リズム・セクションは、大学時代から共演し、Sunnysideの前2作品にも参加するベーシストのデスモンド・ホワイトと、タイム・キーパーとしてリスペクトするドラマーのアラン・メナード。フロントには長年の友人でもあるサックスのルーカス・ピノと、音楽一家に育ち、この数年俄然注目を集める、トランペッター、アダム・オファーリルを迎えた編成。端正なタッチと美しいハーモニー・センス、また知性あふれるコンポジションとアレンジメントにより、アンサンブルは、伝統的なジャズを土台にしながら、スタイリッシュに、ポスト・バップのテイストで展開される。
★冒頭とラストでは、同じメロディを異なるリズムで表現し、作品としてのストーリー性を演出するほか、“ジャイアント・ステップス”のコード進行を下敷きにしたM2は、ワルツでの詩的なピアノ・トリオと二管のアンサンブルのメロディが拮抗してテンションを高めて行く演奏を見せ、整った構成力にインテリジェンスを漂わせる展開。そんな中、2曲のカバー・ナンバーも演奏。多大なるインスピレーションを受けたというデイヴ・ブルーベックの楽曲M4では、楽曲の持つ美しいメロディをスロウ・テンポで端正に描き、リスペクトの深さを感じさせるバラード演奏を見せる一方、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズをはじめとし、数々のレジェンズのグループで活躍したピアニスト、ジェームス・ウィリアムスのナンバーでは、ミディアム〜アップ・テンポでのストレートでスウィンギーな演奏を展開し、作品を立体的にしている。また、6曲目では、ヨタム・シルヴァースタインをフィーチャーし、ミディアムのボサも聴かせている。
★現在30代前半。アイディアを様々な形で表現した一作。今後も楽しみです。
メンバー:
Adam O’Farrill (tp)
Lucas Pino (ts)
Glenn Zaleski (p)
Desmond White(b)
Allan Mednard (ds)
(track 5): Alex LoRe (as)
Andrew Gutauskas (bs)
Nick Finzer (tb)
Andrew Renfroe (g)
(track 6): Yotam Silberstein (g)
GLENN ZALESKI / グレン・ザレスキー