批評王 終わりなき思考のレッスン

佐々木敦

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レーベル
工作舎
国(Country)
JPN
フォーマット
四六判
規格番号
通販番号
1008171414
発売日
2020年08月26日
EAN
9784875025191
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商品詳細情報

佐々木敦 新刊『批評王 終わりなき思考のレッスン』
文芸、音楽、映画など、多彩な領域に筆鋒鋭利に切り込んできた批評家が、卒業を宣言。その活動最後の総まとめとして、ジャンルを問わず「ただそれだけを読んでも面白い」78編を厳選、批評スタイル別に編集した画期的なアンソロジー。

■目次より ()内は批評対象
序 批評王の遺言
第1章:批評の絶体絶命
先生、それって何の役に立つんですか?
リトルピープルよりレワニワを!(村上春樹『1Q84 BOOK1/BOOK2』)
小松左京のニッポンの思想 他

第2章:批評の丁々発止
偏見と偏愛の平成Jポップ10選
発生としての歌(矢野顕子)
映画の野蛮について(北野武監督『アウトレイジ・ビヨンド』大森立嗣監督『タロウのバカ』他) 他

第3章:批評の虚々実々
「小説」の「映画」化とは何か?(吉本ばなな「白河夜船」/若木信吾監督『白河夜船』)
SOS団はもう解散している(涼宮ハルヒ)
ふたつの時間の交叉点(岡崎京子『リバーズ・エッジ』) 他

第4章:批評の右往左往
「思考する声」の歌姫(やくしまるえつこ)
激突と遭遇(スティーヴン・スピルバーグ監督『激突!』『未知との遭遇』)
善行にかんするエスキス(アントニオ・タブッキ『供述によるとペレイラは……』 ) 他

第5章:批評の荒唐無稽
「4分33秒」のための約一五時間からの約一万字(ジョン・ケージ)
「詩人の新(しい)書」(吉増剛造『我が詩的自伝:素手で焔をつかみとれ!』)
フィクションがヘコヒョンなら、リアルは何か? (カワイオカムラ「コロンボス」) 他

第6章:批評の反射神経(新聞書評より)
朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』/角田光代『八日目の蟬』/ロベルト・ボラーニョ『売女の人殺し:ポラーニョ・コレクション』/石原慎太郎『やや暴力的に』/千葉雅也『動きすぎてはいけない:ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』他