2,750円(税込)
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美しく、かつ壮絶なケンペ唯一の"幻想交響曲"
ベルリン・フィルとの録音終期である
'59年録音の圧倒的名演を初SACD化!
ケンペ没後40年企画
ルドルフ・ケンペ(1910-'76)没後40年企画。ドイツ的な端正さと身震いするほどの美しさが奇跡的に融合した、両者の最上の記録のひとつ。旧EMI音源の壮年期のケンペと、ベルリン・フィルの極上の響きをSACDで再現。ほの暗い中に光る、王者の佇まいを連想させます。今回の復刻のために、本国のマスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。永久保存盤です。ケンペとベルリン・フィルは、1955年から’60年までセッション録音を行い、26種の音源を残しました。チャイコフスキーやスメタナ等の録音もありますが、そのほとんどは独墺系で占められており、この「幻想交響曲」はラインナップからは外れた録音と言えるかも知れません。同コンビ最後の録音となった1960年1月収録のブラームス:交響曲第3番の前年に収録されたのがこの曲でした。元々フランスものの演奏自体が少ないケンペにとって、ベルリン・フィルとの録音に「幻想交響曲」を選んだ理由は定かではありませんが、結果としてケンペの美質が十全に示されたこの収録は、単なる貴重盤を超えて、楽曲の本質を鋭く突いた名盤として多くのひとの記憶に残る演奏になったと言えるでしょう。今回の復刻によって、より高解像度で輪郭がしっかりとした音質になりました。そこに浮かび上がるケンペの真摯な音楽作りが、この演奏をさらに深化させています。鮮明な音質で蘇ったケンペとベルリン・フィルの至芸を堪能ください。尚、今回の復刻では、広瀬大介氏による解説を新規で収納しました。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を楽しむことができます。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としても、市場にその意味を問いたいと考えている商材です。 (資料提供:タワーレコード)
限定盤
デジパック仕様
ステレオ録音
SACDハイブリッド盤
2016年新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
オリジナル・ジャケット・デザイン使用(独初期盤)
解説:広瀬大介氏、解説書合計10ページ
【演奏者】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・ケンペ(指揮)
【録音】
1959年3月6-8日、5月3日 グリューネヴァルト教会、ベルリン
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI 音源)
RUDOLF KEMPE / ルドルフ・ケンペ
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