スタッフォードMAX JAZZ デビュー。マルグリュー・ミラーを擁し、曲により4人の個性派サックス奏者を使い分けている。冒頭フレッチャー・ヘンダーソン曲では現代的センスに溢れたみずみずしいニューオリンズジャズを聴かせる。中央に位置する表題の組曲では、新主流派の現代版というべき鮮烈かつ豊かな曲想とほとばしるような演奏が印象的だ。”BLAME IT ON MY YOUTH”では朗々とした美しい歌心も堪能。過去から現代、そして、未来をも見据えた意欲作。
Terell Stafford(tp,flh), Mulgrew Miller(p), Derrick Hodge(b),Dana Hall(ds), Steve Wilson(as,ss), Dick Oatts(as), Jesse Davis(as), Harry Allen(ts)
