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※LP
マリア・カラスにインスピレーションを受けたオランダ人サクソフォン奏者ティネカ・ポスマがベン・モンダー、ロバート・ランドフェルマン、トリスタン・レンフロウを擁する才能に溢れたグループを伴って探求と創造的表現の旅に出発した一枚
★サックス奏者として高い評価を得ているティネカ・ポスマが、個人名義としては3年ぶりとなる待望の 8thアルバム『Aria』を、Edition Records からリリース。
★ティネカ・ポスマは 1978 年、オランダにて生まれ、11 歳の時にサックスの演奏を始めた。1996 年から2003 年までアムステルダム音楽院で学び、デイヴ・リーブマン、ディック・オーツ、クリス・ポッターらに師事し、音楽の修士号を取得した。その後 2005 年からはアムステルダム音楽院で教鞭を執っている。
★『Aria』は、2020 年 2 月に『Freya』をリリースして以来、ティネカの個人的な音楽の旅を反映。2021 年に” 先駆的なミュージシャンを発掘する場所” である” ビムハウス・コンポジション・アサインメント” で提供された作曲課題からインスピレーションを得た作品を含む楽曲が収録されている。
★タイトルの「アリア」は、ティネカが” 音楽に呼吸と空間を取り入れること” への情熱を表しており、それは現代においてこれまで以上に重要だとティネカは感じている。また、彼女が影響を受けたというオペラ、特に” マリア・カラス” の表現力豊かで叙情的な歌声のような空気感をこのアルバムには取り込んでいるという。今回のテーマでもある” アリア”という言葉はイタリア語で「歌」「旋律」を意味し、直訳すると「空気」となり、オペラでは精巧な声楽ソロに使われる音楽用語とされている。激しい音楽であれ、穏やかな音楽であれ、マリア・カラスのように自分の音楽をティネカなりに呼吸させながら奏でた作品だ。
★本作は、ティネケが即興で作曲したリリカルなメロディーと冒険的なリズムに加え、ベン・モンダー、ビル・フリーゼル、ポール・モーション、マイルス・デイヴィスの1970年代のエレクトリックミュージック、そして彼女のヒーローでもあるウェイン・ショーターの全作品からインスピレーションを得た音、空間、質感、雰囲気、オーケストレーションといった音楽要素に重点を置いている。
■Tineke Postma(alto & soprano saxophones)
Ben Monder(guitar)
Robert Landfermann(double bass)
Tristan Renfrow(drums)
Recorded by Stephan van Wylick at Tonstudio Fattoria Musica, Darumer Straße 60, Osnabrück, Germany,11th-12th April 2022.
TINEKE POSTMA / ティネカ・ポスマ
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Aria (LP)
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