トヌー・ナイソーのトリオ作品「THAT OLD FEELING」発売

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2022.12.26

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TONU NAISSOO / トヌー・ナイソー / THAT OLD FEELING

THAT OLD FEELING

TONU NAISSOO トヌー・ナイソー

優しく、美しく、キラッとしたメロディー...これがサワノの求めるサウンドの原点

澤野工房 / JPN / CD / AS502 / 1008600134 / 2022年12月23日

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ピアノをどう弾いたら、こんな音色になるのだろう。

トヌー・ナイソーのピアノは優しく、美しく、キラッとしたメロディーがある。

これがサワノの求めるサウンドの原点。


2022年秋。ひさしぶりに東京で澤野さんとお会いし、年末のコンサートや、澤野商会時代の話、好きなレコードの話をした。その時、「これ次のリリースなんやけど」と渡されたのが本作だ。トヌー・ナイソーはエストニアのベテランピアニスト。1960年代から活動し、サワノとは2005年の『ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート』以降、15年以上のつきあいとなる。前作、2017年の『1967』から約5年のリリース間隔があるものの、澤野さんいわく、2人の間には「ブレのない信頼」があるそうだ。


一方、私はジャズCDの販売に携わり20年以上が経つ。アトリエサワノの作品は、ほぼリアルタイムで聴いていて、もちろんトヌーさんの作品もすべて聴いてきた。この人のピアノは、優しく美しく、キラッとしたメロディがあっていい。例えば、Tr.01「ウドント・イット・ビー・ラヴリー?」はイントロからして、トヌーさんの世界そのものだと思う。可愛らしい三拍子のTr.06「サムタイム・アゴー」も、同様に個性が出た演奏だ。テーマが終わるとすぐベースのソロがあり、そこからはベーシストと対話のように曲が進んでいく。コルトレーンのTr.02「ネイマ」は、少し意外な選曲かとも思うが、実にメランコリックに仕上げる。最後の2曲は少しオールドな雰囲気。特にTr.08「ジーズ・フーリッシュ・シングス」のとつとつとした表現はどうだろう、引き込まれませんか?


あの時聞いた「ブレのない信頼」とはどういうものか分かる気がする、とてもいい作品だと思う。


---Text by 神尾 孝弥


■Tõnu Naissoo : piano
Taavo Remmel : bass
Ahto Abner : drums