21世紀のECMを牽引するピアニスト、ヴィジェイ・アイアー注目トリオの最高傑作「Compassion」が完成

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2024.02.05

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21世紀のECMを牽引するピアニスト、注目トリオの最高傑作が完成!
●「21世紀のECM」を代表するピアニスト、3年ぶりのECM通算8作目は、Pitchforkの2021年の年間ベスト50アルバムにも選出され、各メディアが絶賛した前作『Uneasy』(2021年)に続き、リンダ・メイ・ハン・オー(double-b)、タイショーン・ソーリー(ds)を迎えた実力派トリオによる第2作目。


●前作以上にパワーアップしたトリオの演奏は、その信頼関係があるからこそ生み出される創造性、自由で生き生きとしたインタープレイに満ちた、暖かさとインパクト、透明感が融合したサウンドを展開。


●新たな領域を開拓しようとするアイヤーの意欲を継続させたメロディが魅力的でリズムが爽快なアイヤー自身の曲を中心にしながら、尊敬する先人たちの楽曲も収録している。故チック・コリアへの間接的なオマージュとしてアイヤーが選んだスティーヴィー・ワンダーの「オーヴァージョイド」や、大切な師だった前衛の賢人ロスコー・ミッチェルの旋風を巻き起こす「ノナー」など全編を通じて、直感的な目的の強さで響き渡り、機知に富んだ演奏を聴くことのできるアイヤーの最高傑作といえる1枚。


●アルバム・タイトル『コンパッション』=『思いやり』というタイトルについてのアイヤーおのコメント: 「苦しみの中で芸術を創るときに経験する不安は、決して消えることはないし、消えるべきでもない。その緊張は、あらゆる段階において創作過程を形作っている。その緊張と対をなすもの、その呼びかけに対する応答は、人々とともに、人々のために、人々の間で音楽を作るという若返りの感覚である。私は、タイショーンとリンダから限りないインスピレーションを受けている…私たちは、ステージの上で、世界の中で、コミュニティと出会いの空間で、この音楽を発展させたのだ」。


●アル―ジ・アフタブ、シャザード・イズマイリーと共演アルバム『Love In Exile』が、第66回グラミー賞にて、最優秀オルタナティヴ・ジャズ・アルバム、最優秀グローバル・ミュージック・パフォーマンスの2部門にてノミネートされ、ますます注目が高まる中でのピアノ・トリオの強力盤。 


■Vijay Iyer(p)

Linda My Han Oh(double-b)

Tyshawn Sorey(ds)


★2022年5月、ニューヨーク、オクテイヴン・オーディオにて録音