<RSD>アート・テイタム1953年未発表録音「Jewels In The Treasure Box: The 1953 Chicago Blue Note Jazz Club Recordings」発売

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2024.04.22

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※3CD(輸入、国内) / 3LP(国内)

1909年米国オハイオ州トレド生まれ、ジャズ・ピアノのアイコン、アート・テイタム。
多くのピアノ奏者に多大な影響を及ぼした伝説のピアニストの1953年の世界初出、未発表録音が3枚組CD/LPで登場!
国内盤は英文ブックレットの完全日本語翻訳付き。

★1909年10月米国オハイオ州トレド生まれ、ジャズ・アイコンであり、多くのピアノ奏者に多大な影響を及ぼした伝説のピアニスト、アート・テイタムの未発表録音が3枚組LPで登場!1953年3月、シカゴの「ブルーノート・ジャズクラブ」でエヴェレット・バークスデール(g)、スラム・スチュワート(b)が参加しての貴重なライブ録音。世界初出音源。


★「アート・テイタムは、この地球に存在していた最も重要な音楽家の一人だ。テイタムは何世代にも渡り、ミュージシャンとリスナーの両方に感動を与え、魅了し続けてきた。死後70年近く経過した今も、ミュージシャンとジャズ・ファン双方に、彼の影響は根強く感じられる。」-ゼヴ・フェルドマン


★アート・テイタムの録音は4つのカテゴリーに分類することができる。(1)Brunswick, Decca, Capitol、Clefといった有名レーベルのスタジオ録音。(2)コンサート等のライブ録音とラジオ局の放送音源。(3)プライベートのコンサートやファンの自宅でおこなわれた非公式な集まりでの演奏、(4)アフターアワーズでの演奏録音。-なかでもスタジオ録音、特に1949年、Capitolに録音した一連のソロ演奏は大きく崇拝されているが、熱心なリスナーの間では、テイタムが音楽的な閃きを得るのは、ミュージシャン仲間や友人に囲まれた気楽な雰囲気の中での録音で、必聴の録音年代は、1950年~54年の期間というのが共通認識である。


★テイタム・トリオは50年代前半に《カフェ・ソサエティ・ダウンタウン》《エンバース》《バンドボックス》《バードランド》といったNYのクラブでのラジオ放送音源が点在しているが、本作は1953年8月、シカゴのダウンタウンにあった《ブルーノート》で演奏した6セット(39曲)の演奏模様を収録しており、第二期テイタム・トリオの演奏資料として傑出した最大のコレクションであることは間違いない。


★本作はオリジナルのオープンテープから転送され、エンジニアのマシュー・ラサンズ(グラミー賞にノミネートされたレゾナンスの2019年『ナット・キング・コール/ヒッティン・ザ・ランプ』の発売にも携わった)によってLPとCD用にマスタリングされた。 長年トリオとして絶頂期にあったアート・テイタムの、これまでに聴いたことのない、親密な環境で収録された約3時間の驚異的な内容を収録したデラックスな3枚組CD、限定盤180グラム3枚組LP。


★ブックレットにはハーマン・レナード、ボブ・ペアレント、ホルツファインド家のアーカイブ(シカゴのブルーノート・ジャズ・クラブのオーナー)からの貴重な写真等が収められています。 コロンビア大学教授で作家のブレント・ヘイズ・エドワーズによるライナーノーツ、 アーマド・ジャマル、ソニー・ローリンズ、モンティ・アレキサンダー、エリック・ルイス、スパイク・ウィルナー、ジョニー・オニール、マイケル・ワイス、テリー・ギブスらのコメントも収録されています。ブックレットは国内盤は日本語完全翻訳付き。


★英文オリジナルライナーノーツ完全翻訳(翻訳:寺井珠重氏)付。解説は杉田宏樹氏。


■Art Tatum (piano)
Slam Stewart (bass)
Everett Barksdale (guitar)


Recorded at the Blue Note jazz club in Chicago, IL between August 16-28, 1953